松本吉弘(まつもと よしひろ)wiki|渋谷ABEMAS・神域リーグ監督「卓上のヒットマン」の実力と素顔

Mリーグ・渋谷ABEMASの一員として2022-23シーズン優勝に貢献し、神域リーグではチームヘラクレスの監督として2023年の頂点を極めた松本吉弘(まつもと よしひろ)プロ。「卓上のヒットマン」の異名のとおり、攻守バランスに優れた麻雀で的確に相手を仕留める実力は、Mリーグファンの間でも高く評価されています。2013年にプロデビューして以来、第25期發王位の獲得や数々のタイトルでその名を轟かせてきた松本プロの経歴・雀風・見どころを、初心者にもわかりやすく解説します。

プロフィール

本名松本 吉弘(まつもと よしひろ)
生年月日1992年5月3日(33歳・2026年時点)
出身地神奈川県横浜市
学歴青山学院大学卒業
所属団体日本プロ麻雀協会(第12期後期)
Mリーグチーム渋谷ABEMAS(2018年Mリーグ創設時より所属)
主な獲得タイトル第25期發王位、第9回TwinCup優勝、Mリーグ2022-23シーズン優勝(渋谷ABEMAS)、神域リーグ2023優勝(チームヘラクレス監督)
異名「卓上のヒットマン」
神域リーグチームヘラクレス 監督(2022年〜)

経歴:商社マンからMリーガーへ

麻雀との出会いとプロへの道

松本吉弘プロが麻雀に初めて触れたのは高校1年生のとき。その奥深さに惹かれ、青山学院大学在学中に日本プロ麻雀協会へ入会。2013年、第12期後期として正式にプロ雀士の道を歩み始めました。青山学院大学という難関大学で培った論理的思考力は、その後の精密な麻雀スタイルの土台ともなっています。

商社勤務との二足のわらじ

大学卒業後、松本プロは商社に就職しました。日中は会社員として働きながら、プロ雀士としての活動も続けるという二足のわらじの生活を送っていました。競技麻雀と社会人経験を両立させる中で培われた自己管理能力とプレッシャーへの耐性が、後のMリーグでの安定したパフォーマンスにつながっていると言われています。

Mリーグ創設・渋谷ABEMAS入りへ

2018年、日本初のプロ麻雀チームリーグ「Mリーグ」が開幕。このタイミングで松本プロは商社を退職し、麻雀プロ一本に絞る決断をします。渋谷ABEMASの一員として創設時からMリーグに参戦し、プロとして新たなステージへと踏み出しました。当時26歳——若手プロとして大きな舞台に挑む姿は多くのファンの注目を集めました。

第25期發王位の獲得

Mリーグと並行して、松本プロは日本プロ麻雀協会の公式タイトル戦でも実力を発揮します。第25期發王位を獲得したことで、Mリーガーとしてだけでなくタイトルホルダーとしても名実ともに実力を証明しました。発王(はつおう)戦はNPMが主催するG1クラスのタイトルで、20代での獲得は若き天才の証明でもありました。

2022-23シーズン:渋谷ABEMAS優勝の立役者に

松本プロにとって大きな転機となったのが2022-23シーズンです。このシーズン、渋谷ABEMASはレギュラーシーズンを上位で通過し、ファイナルシリーズへと駒を進めます。松本プロ自身もファイナルシリーズで160.2ptを獲得する活躍を見せ、渋谷ABEMASのチーム優勝に大きく貢献。Mリーガーとしての存在感を強烈に示したシーズンとなりました。

主な実績年表

  • 2013年:日本プロ麻雀協会第12期後期に入会、プロデビュー
  • 2018年:Mリーグ創設・渋谷ABEMASとして参戦開始
  • 第25期:發王位を獲得
  • 第9回:TwinCup優勝
  • 2022年〜:神域リーグにてチームヘラクレスの監督就任
  • 2022-23シーズン:Mリーグ渋谷ABEMAS優勝(ファイナルで160.2pt獲得)
  • 2023年:神域リーグ チームヘラクレス優勝(監督として)

雀風・麻雀スタイル(初心者向け解説)

一言で言うと「攻守バランス型・メンゼンリーチ主体」

松本吉弘プロの麻雀スタイルを一言で表すなら「バランス型」です。松本プロ自身がそう自評しているように、攻守どちらかに偏ることなく、状況に応じて最適な選択をし続けるのが持ち味。基本はメンゼン(鳴かずに手を作る)でリーチを目指しつつ、点数状況や相手の動向を的確に読み取り、ときに鳴いて速度を上げ、ときに守りに回るという柔軟な対応が特徴です。

【初心者向け】松本吉弘プロの麻雀のスゴいところ3選

  1. 勝負所の決断力が際立っている
    麻雀は攻めるべき場面と守るべき場面の見極めが重要です。松本プロは「ここだ」という場面での攻撃の踏み込みが鋭く、相手にとっても予測しにくい仕掛けを披露します。まさに「ヒットマン」の名にふさわしい、ここぞという場面での決定力が持ち味です。
  2. メンゼンで丁寧に手を作る技術
    メンゼン(鳴かずに手を作る)は打点が高くなりやすく、リーチをかけることで裏ドラなどの恩恵も受けられます。松本プロはこのメンゼン麻雀を高い水準で実践しており、手の進め方の効率性と打点意識のバランスが光ります。
  3. 柔軟な状況対応力
    点数状況・順位・残り局数——麻雀は局面ごとに最適な戦略が異なります。松本プロはこうした状況変数を素早く読み取り、「攻め」と「守り」を瞬時に切り替える状況対応力が非常に高いと評価されています。長丁場のMリーグシーズンでも安定した成績を維持できる理由のひとつです。

「捲りのマツ」「捲られのマツ」の両面を持つ

麻雀ファンの間では松本プロを「捲りのマツ」と呼ぶことがあります。終盤に鮮やかなアガリで逆転(捲り)を決める場面が印象的なためです。一方で、接戦の終盤に捲られてしまう場面もあることから「捲られのマツ」という愛称もあり、両面を持つ魅力的な選手として親しまれています。こうした予測不能な展開が松本プロの試合を盛り上げ、観戦する楽しさをさらに高めています。

初心者が見てわかる「松本吉弘プロの麻雀の楽しみ方」

松本プロの麻雀は、「攻める場面」と「守る場面」のコントラストを楽しむのがおすすめです。比較的静かに手を進めていたかと思えば、突然鋭いリーチや仕掛けを繰り出す。その「切り替えの瞬間」に注目すると、なぜその選択をしたのかが徐々に見えてきて、麻雀観戦の奥深さを味わえます。終盤の捲り合いや点数状況のドラマも見どころで、Mリーグならではのエンターテインメントが凝縮されています。

見どころ・おすすめポイント

勝負の「嗅覚」に注目

松本吉弘プロの観戦で最も注目したいのは、「仕掛けのタイミング」です。誰よりも早くチャンスを察知し、的確に攻撃へと転じる判断力は「卓上のヒットマン」の名を体現しています。局面を見ながら「なぜここで攻めたのか」「なぜここで引いたのか」を考えることで、麻雀の戦略的な面白さが見えてきます。

チームの若き主軸として

渋谷ABEMASは多井隆晴プロをはじめとする実力者が揃う強豪チームです。松本プロはその中で若手として切磋琢磨しながら成長を続け、2022-23シーズンのファイナルでは160ptを超えるスコアでチームの優勝に大きく貢献しました。チームとしての連携や各選手の役割分担も、渋谷ABEMASを観戦する際の見どころです。

終盤の捲り合いに注目

Mリーグのオーラス(最終局)は、点数が拮抗していればいるほど劇的な展開になります。松本プロは終盤の大局面での集中力が高く、会場が沸き立つような大きなアガリを決めることも珍しくありません。「捲りのマツ」の真骨頂を見せる場面は、ファンにとってたまらない瞬間のひとつです。

2022-23シーズン優勝の再現なるか

2022-23シーズンの渋谷ABEMAS優勝は、松本プロにとってMリーガーとしての頂点を示す成果でした。常にチームの優勝を目指しながら、さらなる高みへと挑戦し続ける松本プロの今後が、多くのMリーグファンの注目を集めています。

神域リーグ監督としての活躍

神域リーグとは

神域リーグは、VTuberやストリーマーなどのインターネットクリエイターが参加するオンライン麻雀リーグです。2022年から開催されており、麻雀プロが監督としてチームを率いるという独自の形式が話題を呼びました。プロ麻雀の技術を指導・監督しながらVTuberたちとともに勝利を目指すという、新しい形の麻雀エンターテインメントとして注目を集めています。

チームヘラクレス監督として

松本吉弘プロは2022年の神域リーグ開始時よりチームヘラクレスの監督に就任しました。監督として選手の指導・戦略立案・チームのマネジメントを担い、Mリーガーとしての豊富な経験と分析力をチームに注ぎ込んでいます。選手へのアドバイスや対局中の立ち回りの指示など、監督業を通じて麻雀の新たな側面でその実力を発揮しています。

神域リーグ2023 優勝

2023年の神域リーグでは、松本プロ率いるチームヘラクレス(因幡はねる・空星きらめ・緑仙)が見事優勝を達成しました。麻雀プロとして現役でMリーグに参戦しながら、監督としても結果を出すという二つの舞台での成功は、松本プロの総合的な麻雀力と指導力の高さを証明しています。

プロと配信の架け橋として

神域リーグへの参加を通じて、松本プロはVTuberファン・麻雀ファン双方の注目を集め、麻雀の魅力をより広い層へ届ける架け橋的な役割も担っています。Mリーグと神域リーグという二つの舞台で活躍することで、その知名度と人気はさらに高まっています。

渋谷ABEMASについて

渋谷ABEMASとは

渋谷ABEMASはサイバーエージェントが運営するMリーグのチームです。2018年のMリーグ創設時からのオリジナルチームのひとつで、AbemaTVのブランドを冠するチームとして知名度も高く、Mリーグを代表するチームのひとつです。多井隆晴プロを筆頭に、個性豊かな実力派選手が揃い、毎シーズンの上位争いの常連となっています。

チームの特徴

渋谷ABEMASはチーム全体として攻撃的な麻雀スタイルを持つ選手が多く、見応えのある試合展開が期待できるチームです。松本吉弘プロのバランス型スタイルはチームに安定感をもたらし、多井隆晴プロら個性の強い選手たちと補完し合うことで、渋谷ABEMASとしての総合力を高めています。

2022-23シーズン優勝

渋谷ABEMASにとって2022-23シーズンはMリーグ優勝という歴史的な成果を上げたシーズンです。チーム全員が高いパフォーマンスを発揮する中、松本プロはファイナルシリーズで160ptを超えるスコアを記録し、チームの頂点到達に大きく貢献しました。

Mリーグのチーム全体についての解説は、Mリーグチーム別ガイドでもご確認いただけます。

Mリーグとは?知らない方向けの基礎知識

Mリーグとは、2018年に開幕した日本初のプロ麻雀チームリーグです。AbemaTVで生中継・アーカイブ配信されており、誰でも無料でプロの麻雀を楽しめます。松本吉弘プロが所属する渋谷ABEMASをはじめ、複数のチームが年間を通じてポイントを争い、上位チームがファイナルに進出して年間チャンピオンを競います。

麻雀の基本的なルールや役の知識については、麻雀役一覧Mリーグ初心者ガイドもあわせてご覧ください。Mリーグ観戦をより楽しむための知識が身につきます。

よくある質問(FAQ)

Q. 松本吉弘プロはどのMリーグチームに所属していますか?
A. 渋谷ABEMASに所属しています。サイバーエージェントが運営するMリーグのオリジナルチームのひとつで、2018年のMリーグ創設時から在籍しています。
Q. 松本吉弘プロはどのプロ麻雀団体に所属していますか?
A. 日本プロ麻雀協会(NPM)に所属しています。第12期後期に入会し、2013年よりプロとして活動しています。
Q. 「卓上のヒットマン」という異名の由来は何ですか?
A. 冷静かつ精密に相手を仕留めるような麻雀スタイルと、ヒットマンを思わせる風貌・雰囲気が由来とされています。勝負どころの決断力の鋭さが、このキャッチフレーズに凝縮されています。
Q. 松本吉弘プロが神域リーグで監督を務めているチームはどこですか?
A. チームヘラクレスの監督を務めています。2023年の神域リーグでは、チームヘラクレスとして優勝を達成しています。
Q. 松本吉弘プロの雀風(麻雀のスタイル)はどのようなものですか?
A. 自身が「バランス型」と評するスタイルが持ち味です。基本はメンゼンリーチを目指しながら、状況に応じて攻守を柔軟に切り替えます。勝負所での決断力と手組みの精度が高く、長丁場のシーズンでも安定した成績を残しています。
Q. 松本吉弘プロの試合はどこで見られますか?
A. Mリーグの試合はAbemaTVで生中継・アーカイブ配信されています。また、Mリーグ公式YouTubeでも一部の動画が公開されています。渋谷ABEMASの試合をチェックすることで、松本吉弘プロの活躍を確認できます。

まとめ

松本吉弘プロは、高校時代に麻雀と出会い、大学在学中にプロの道へ踏み出した実力者です。商社マンとしての社会経験を経てMリーグに参戦し、渋谷ABEMASの一員として2022-23シーズン優勝という頂点に立ちました。「卓上のヒットマン」の異名が示すとおり、攻守バランスに優れた麻雀スタイルで、長いシーズンを通じて安定したパフォーマンスを発揮し続けています。

また、神域リーグのチームヘラクレス監督として2023年優勝を果たすなど、プレイヤーとしてだけでなく指導者・演者としての多面的な活躍で麻雀の魅力をより広く伝える存在にもなっています。Mリーグと神域リーグという二つの大舞台で活躍し続ける松本吉弘プロは、現代麻雀界を代表するひとりです。

Mリーグ観戦をこれから始めたい方にも、熟練のファンにも、松本吉弘プロの試合は見どころ満載です。勝負所の決断と捲りのドラマを、ぜひリアルタイムで体感してみてください。

Mリーグに興味を持った方は、Mリーグ完全ガイドもあわせてご覧ください。チームの仕組みやルール、観戦方法を詳しく解説しています。

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