最終更新: 2026年3月10日
Mリーグ2025-26シーズンが、いよいよ「最後の10戦」フェーズへと突入した。
ファイナルへの切符を懸けた争いは佳境を迎え、上位チームと下位チームの明暗がくっきりと分かれ始めている。「後がない2チームに明暗」という報道が出るほど、ボーダーライン上の争いは熾烈だ。
誰がファイナルの舞台に立ち、誰が今シーズンの夢を閉じることになるのか。最終盤の見どころを、ポイントごとに徹底解説する。
Mリーグのシーズンは大きく3段階に分かれている。
レギュラーシーズンが終わると、上位チームがセミファイナルへと進出する。Mリーグは「ポイント制」を採用しており、各試合の着順によってポイントが加算・減算される仕組みだ。
現在(2026年3月10日時点)、10チームは大まかに3つのグループに分かれている。
| グループ | 状況 |
|---|---|
| 安全圏 | 上位チームは複数のリードを持ち、残り10戦でよほどのことがない限りセミファイナル進出を確保している状況。 |
| ボーダーライン | 数チームがボーダーライン付近でひしめいており、1試合の結果で順位が大きく入れ替わる状況。このゾーンに入っているチームにとって、残り10戦の一戦一戦が死活問題となる。 |
| 危険圏 | ボーダーとの差が大きく、逆転にはほぼ毎試合トップを取り続けるような高いパフォーマンスが必要なチームも存在する。 |
※最新のポイント・順位は公式サイト(mleague.jp)またはキンマweb(kinmaweb.jp)でリアルタイムに確認できる。
Mリーグのレギュラーシーズンでは、1試合のトップは+30ポイント(素点を除く順位点のみ)の加算となる。残り10戦でトップを取り続ければ最大300ポイント以上の積み上げも可能だ。
一方、ラス(4着)を続ければ−30×10=−300ポイントのマイナスが加わる。この振れ幅の大きさが、「残り10戦で何が起こるかわからない」という緊張感を生み出している。
直近の試合では、瑞原明奈(U-NEXT Pirates)が3月6日にトップを獲得。U-NEXT Piratesにとっては貴重なポイントとなり、チームの順位に直接影響を与えた。ボーダー付近のチームにとって、こうした一試合のトップがシーズンを左右する。
三浦智博は、Mリーグに参加する実力派の麻雀プロの一人だ。プロ麻雀の世界で長年活躍してきたキャリアを持ち、Mリーグという最高峰の舞台でも存在感を示してきた。
冷静な状況判断と手堅い守備が持ち味とされる三浦だが、今シーズンはチームとしての成績が振るわず、ファイナル進出が危うい局面を迎えている。報道では「苦悩」というワードが出るほど、現在の状況はチームにとって厳しいものとなっている。
「後がない2チームに明暗」——これは今週の麻雀メディアで使われた表現だ。
Mリーグのレギュラーシーズンは残り10試合。ボーダーと大きく離れた状況でこのフェーズに入ることは、事実上ほぼ詰みに近い。しかし完全にゼロではない。
三浦チームが置かれた状況の詳細は、最新の順位表(kinmaweb.jpで確認可)を参照してほしいが、残り10戦では一試合も落とせないプレッシャーの中での戦いになる。
Mリーグの歴史を振り返ると、終盤に劇的な逆転を果たしたチームはこれまでにも存在した。シーズン終盤は「後がない」チームが開き直って攻撃的な麻雀を打ち、安全圏にいたチームが保守的になって失速するという構図が生まれやすい。
「後がない状況での三浦の麻雀」は、どんな戦術を選ぶのか。守備的な普段のスタイルを維持するのか、それとも攻撃的に点数を積み上げにいくのか。プロとしての判断と覚悟が問われる場面となる。
残り10戦で起死回生を果たすためには、1試合平均でプラスの成績を出し続けることが絶対条件。特に上位チームが同じ卓に入る試合では、直接ポイントを奪い取るチャンスでもある。麻雀ファンとして、その戦いぶりに注目する価値は大いにある。
醍醐大は2024-25シーズンのMVPに輝いた実力者だ。セガサミーフェニックスの主力として活躍し、その打ち筋は麻雀ファンの間でも高く評価されている。
前シーズン王者チームという肩書きは、今シーズンも重要だ。優勝経験を持つチームの精神的な安定感は、終盤戦のような高プレッシャー状況で特に力を発揮しやすい。知名度も上昇中の醍醐。Mリーグ初心者層にも名前が浸透しつつあり、今シーズンの活躍次第では「セガサミーフェニックスといえば醍醐大」という認知がさらに強固になるだろう。
Mリーグに女流プロが多く参加していることは、このリーグの大きな特徴の一つだ。その中でも特に注目を集めるのが、U-NEXT Piratesの瑞原明奈である。
3月6日の試合でトップを獲得した瑞原は、女流エースとしての存在感を改めて示した。U-NEXT Piratesにとって、この一試合で獲得したポイントはチームのボーダー争いに直結する。
瑞原明奈の麻雀は、論理的な手組みと冷静な状況判断が持ち味だ。自著「ロジカル麻雀入門」でも示しているように、感情に流されない合理的なアプローチが彼女のスタイル。終盤戦のプレッシャーの中でこそ、その真価が問われる。
ボーダー付近の争いには、複数のチームと選手が絡んでいる。以下の視点で選手を追いかけると、観戦がより深くなる。
Mリーグのレギュラーシーズン終盤の試合は、毎週月・火・木・金の19時から、東京・文京区のKanadeviaホールで行われている。
試合はABEMA(無料)でライブ配信されており、スマートフォンやパソコンから誰でも視聴可能だ。アカウント登録不要で無料視聴できるのは大きなメリット。過去の試合は「MリーグOfficial」YouTubeチャンネルでも視聴できる。
3月は特にファイナル争いが激化するタイミングであり、平日夜の試合でも高い視聴数を記録することが多い。「今日の試合を見逃した」という場合は、アーカイブ配信を活用しよう。
残り10戦の中でも、ボーダーライン付近のチームが同じ卓で対戦する試合は特に注目価値が高い。
Mリーグでは4チームが1試合に同卓する形式だ。ボーダーを争うチームの選手同士が対戦する試合では、その結果が複数チームの順位に直接影響する。「直接対決」の性格を持つこれらの試合は、勝者と敗者の差がより鮮明になる。
試合ごとの対戦カードは公式サイト(mleague.jp)で事前に確認できる。「今日はどのチームが同卓か」を把握した上で観戦すると、試合の緊張感をより深く楽しめる。
また、「後がないチーム」の選手が上位チームと同卓する試合も見逃せない。劣勢のチームが逆境を跳ね返す場面はMリーグの名シーンとして語り継がれることも多く、まさに生中継で見てほしいコンテンツだ。
レギュラーシーズン最終戦が終わると、その時点の順位によってセミファイナル進出チームが確定する。セミファイナルは通常3〜4月に行われ、ここでさらに上位チームが絞られてファイナルへ進む。
「いつ進出が確定するか」は残り試合の結果次第だが、上位チームが安全圏を固めている場合はレギュラーシーズン終了前に実質的に進出が確定することもある。一方、ボーダー上のチームにとっては最終戦まで結果がわからない状況が続く。
詳細な日程は公式サイト(mleague.jp)でご確認いただきたい。
Mリーグ2025-26シーズン終盤の見どころを3点に絞ってまとめる。
残り10試合、ファイナル進出ボーダー付近のチームにとっては一試合たりとも落とせない。特に下位チームが逆転に向けて攻め込む試合は、白熱した展開になりやすい。
「後がない」と報じられた三浦チームが、どんな麻雀で終盤を戦い抜くか。プロとしての矜持がこれほどまでに試される舞台はそうない。ファンとしても、その戦いぶりに注目したい。
直近の試合でトップを獲得した瑞原明奈、前シーズンMVPの醍醐大など、個々の選手を追いかける楽しさもMリーグの魅力だ。「推し選手」を作ることで、毎試合の観戦モチベーションがぐっと上がる。
Mリーグは「弱い人が負ける」より「強い人でも負けることがある」というゲームの本質があるからこそ、最終盤まで諦めない展開が生まれやすい。残り10戦、ぜひABEMAでリアルタイム観戦を楽しんでほしい。
Mリーグのルールや観戦の基礎を知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてほしい。
Mリーグ初心者向け完全観戦ガイド2026 → Mリーグ チーム一覧・紹介 → 女流プロランキング →参考: kinmaweb.jp / asahi.com/mahjong / mleague.jp