長尾景さんの麻雀活動における大きな転機となったのが、2024年に開催された「神域リーグ2024」への参加です。
神域リーグとは
神域リーグは、麻雀YouTuber・天開司さんが主催するMリーグ形式の本格的なVTuber麻雀リーグです。
Mリーグで活躍するプロ雀士がチームの監督となり、VTuberをドラフト形式で指名してチームを組んで戦うチーム制リーグ戦です。
2022年シーズンから始まったこの企画は、VTuber麻雀大会の中でも特に注目度が高く、プロ雀士とVTuberが本格的な麻雀で競い合う新しいエンターテインメントとして麻雀ファン・VTuberファン双方から大きな支持を受けています。各試合の観戦記がキンマwebなどの麻雀専門メディアにも掲載されるなど、競技麻雀コンテンツとしての地位を確立しています。
チームヘラクレスへの指名(2024)
神域リーグ2024のドラフトで、長尾景さんはチームヘラクレス(監督:松本吉弘プロ)に指名されました。
チームヘラクレスのメンバーは、監督の松本吉弘プロのほか、にじさんじのライバーである緑仙さん、そして龍惺ろたんさんと長尾景さんの4名で構成されました。
松本吉弘プロはMリーグでも活躍するプロ雀士で、長尾景さんを指名した理由として「今回の15人の中でもトップクラスにストイックな姿勢を持つ人」「緑仙との親和性がとてもある選手」とコメントしました。この評価は、長尾景さんが配信を通じて積み重ねてきた麻雀への真剣な取り組みが、プロ雀士の目にもしっかりと映っていたことを示しています。
レギュラーシーズンでの活躍
神域リーグ2024のレギュラーシーズンは2024年6月から8月にわたって行われました。
長尾景さんはチームヘラクレスの選手として各節の対局に出場し、着実にポイントを積み上げていきました。特に注目された活躍のひとつが、第5節第13試合でのトップ獲得(+56.8ポイント)です。この試合では競合するライバルたちを抑えて対局をものにし、チームヘラクレスに大きな加点をもたらしました。
また、キンマweb(近代麻雀)では第12試合の観戦記で長尾景さんの対局が詳しく取り上げられるなど、競技麻雀のメディアからも注目される存在となっています。
「成長の証」—第28試合での戦い
神域リーグ2024において、長尾景さんの成長を象徴するエピソードとして語られるのが、レギュラーシーズン第28試合(2024年8月21日)です。
この試合の観戦記はキンマwebに「結果だけが、全てじゃない──長尾景が見せた成長の証」というタイトルで掲載されました。スコアの上下だけでなく、試合の中で示した判断力・思考プロセス・場況への対応力が「成長の証」として専門メディアに評価された試合として記憶されています。
神域リーグというプロ・上級者が集う高いレベルの場で、「結果の数字を超えた成長」を見せることができたこの経験は、長尾景さんの麻雀キャリアにおける重要なマイルストーンのひとつといえます。
セミファイナル・ファイナル進出
チームヘラクレスはレギュラーシーズンを経てセミファイナルへ進出し、その後ファイナル(2024年9月10日)の舞台まで勝ち上がりました。
セミファイナルではチームメイトの龍惺ろたんさんが第1試合でトップを獲得するなど、チーム全体で戦い抜く姿が印象的でした。
ファイナルではチームアキレスが優勝(咲乃もこさんが最後のアガリを決めて逆転優勝)しましたが、チームヘラクレスもファイナルという最高舞台まで勝ち上がった経験は、長尾景さんにとって何ものにも代えがたい財産となっています。
神域リーグ2024を通じて長尾景さんが得たプロ雀士との対局経験・競技麻雀の知見は、今後の麻雀配信や大会参加にも活かされていくことでしょう。