三麻(三人麻雀)のルールを完全解説【四麻との違い一覧】
最終更新: 2026年3月10日
麻雀は通常4人で行う「四麻」が基本だが、3人でも遊べる「三麻(三人麻雀)」というバリエーションがある。友人が3人で集まったとき、オンライン麻雀アプリでの待ち時間短縮として、三麻は広く普及している。
四麻と三麻の違いは、使う牌の種類・チーの有無・抜きドラ・ツモ損など複数ある。本記事では「四麻経験者が三麻を始める際の最小知識セット」という視点で、三麻のルールを分かりやすく解説する。
三麻(三人麻雀)とは?
三麻とは3人でプレーする麻雀のこと。四麻(4人麻雀)と基本的なルールは同じだが、プレイ人数の変化に合わせていくつかの調整が加えられている。
三麻の特徴まとめ:
- プレイ人数: 3人(四麻は4人)
- 使用牌: 108枚(萬子の2〜8を除く)
- チー: 不可(ポン・カンは可)
- 開始点数: 35,000点が一般的(四麻は25,000点)
- 特有ルール: 抜きドラ(北)・ツモ損(ルールによる)
四麻との違いを一覧で確認
| 項目 |
四人麻雀(四麻) |
三人麻雀(三麻) |
| プレイ人数 |
4人 |
3人 |
| 使用牌 |
136枚(全種類) |
108枚(萬子の2〜8を除く) |
| 開始点数 |
25,000点 |
35,000点(一般的) |
| チー |
可能 |
不可 |
| ポン・カン |
可能 |
可能 |
| 北牌の扱い |
通常の字牌 |
抜きドラとして使う(ルールによる) |
| ツモ損 |
なし |
あり(ルールによる) |
三麻特有のルール詳細
使う牌が少ない——萬子の2〜8を除く
三麻では、通常の136枚から萬子(マンズ)の2〜8を取り除いた108枚でゲームを行う。1萬・9萬は残り、2〜8萬は使わない。
この結果、三麻では手牌が重なりやすい(同じ牌の取り合いが四麻より激しくなる)という特徴が生まれる。対子が作りやすく、七対子やポンを使った鳴き手が狙いやすくなる。
チーができない
三麻ではチー(左隣の人の捨て牌を取る)が禁止されている。ポンとカンは通常通り可能だ。
チーができないということは、手組みの自由度が下がり守備が難しくなるということでもある。四麻ではチーで不要牌を処理しつつ手を進める場面があるが、三麻ではその選択肢がない。
抜きドラ(北の扱い)
三麻では北(ペー)の牌をツモった際に、手牌から「抜く」(脇に出す)ことでドラとして計上できるルールが採用されていることが多い。
- 抜いた北は1枚につき1ドラとして和了時に加算される
- 複数枚抜けば枚数分ドラが増える(北3枚抜き=3ドラ相当)
- 抜きドラは表示牌ではなく「持っているだけでドラ」という仕組み
注意:抜きドラ(北)のルールはゲームや場によって有無が異なります。事前にルールを確認してください。
ツモ損ルール
四麻では門前ツモ和了の際に3人から点数をもらう(小点は全員から・大点は非親から)が、三麻では対局者が2人しかいない。そのため、一部のルールでは「ツモ損」(ツモ和了時に自分も一部を負担する)が採用されている。
ツモ損の有無によって、ロン和了とツモ和了の価値バランスが変わるため、採用ルールの確認が必要だ。
三麻で使える役・使えない役
使えない(成立しにくい)役
- 三色同順:萬子の2〜8がないため、三色を揃えることが事実上不可能(1萬・9萬のみなので限定的)
- 北関係の役:北が抜きドラとして機能するルールでは、北を通常の役牌・字牌として使う機会が減る
- 小三元・大三元の北絡み:ルールによって北の扱いが変わる
三麻で使いやすくなる役
- 七対子(チートイツ):牌の種類が少ない分、同じ牌が重なりやすく対子が集まりやすい
- 混一色(ホンイツ)・清一色(チンイツ):萬子が少ないため特定の色に集中しやすい。染め手が通りやすい
- 役牌(鳴き):チーがない分ポンが価値を増す。役牌を素早くポンして先制することが有効
三麻の攻略コツ(初心者向け)
序盤から攻撃的に——チーがないから守備が難しい
三麻ではチーができないため、手が遅くなりがちだ。守りながら手を進める選択肢が四麻より少ないため、序盤から攻撃的に手を組み立てる戦略が有効になる。
「いい牌が来るまで待つ」という受け身の姿勢は、三麻では危険なことが多い。早い段階でテンパイ形に近づける手組みを優先しよう。
染め手(ホンイツ・チンイツ)が有効な理由
三麻では使用牌が108枚と少なく、特定の色(筒子や索子)の牌が相対的に多く出回る。そのため1色に染めて手を作る「染め手」が四麻より通りやすいという特徴がある。
混一色(ホンイツ)・清一色(チンイツ)を狙える手牌が来たら、積極的に染め手を狙う価値がある。特に対戦相手も同じ色に集中している可能性があるため、危険牌の読みも重要になる。
字牌・無筋の放銃率に注意
四麻では4人が牌を取り合うが、三麻では3人分。相対的に1人あたりが引く牌の枚数が増え、危険牌を引き込む可能性が高まる。
特に字牌や無筋(危険な筋)の牌は、三麻では放銃率が四麻より高くなりやすい。リーチがかかった後の打牌選択はより慎重に。
三麻が遊べるアプリ・オンラインゲーム
PC・スマホ対応のオンライン麻雀。段位戦・友人戦ともに三麻に対応。抜きドラ(北)あり。無料でプレイ可能(一部有料コンテンツあり)。
日本最大のオンライン麻雀。PC・スマホ対応。三麻専用ルームあり。段位制で実力を競える。
セガの麻雀ゲーム。三麻(三人打ち)ルームに対応。本格的な競技麻雀を楽しみたい人向け。
まとめ
三麻(三人麻雀)と四麻の主な違いを改めて整理すると以下の通りだ。
四麻経験者が三麻で最初に覚えること
- チーができない(ポン・カンはOK)
- 萬子の2〜8を使わない(108枚でプレイ)
- 北は抜きドラとして使う(ルールによる)
- 染め手・七対子が狙いやすい
- 序盤から攻撃的に手を組む
四麻のルールが身についていれば、三麻への移行は難しくない。「チーなし・萬子2〜8なし」の2点を意識するだけで、三麻の戦略が大きく変わってくる。まずはアプリでの三麻から試してみよう。
よくある質問
基本的には四麻から始めることを推奨します。四麻が麻雀の基本ルールを正しく習得できる環境です。ただし、友人が3人で集まって打つ場合など状況次第で三麻から入ることもあります。三麻を楽しむ前提として、四麻の基本ルールの理解があると理解が速くなります。
三麻では3人で卓を囲むため、左隣の人が切った牌を「チー」するとゲームの流れが崩れやすくなります。また3人という少人数で公平性を保つため、チーなしが標準ルールとして定着しています。ポンとカンは通常通り可能です。
三麻では北(ペー)の牌をツモった際に、手牌から「抜く」(脇に出す)ことでドラとして計上できるルールがあります(ルールによって異なる)。抜いた北は1枚につき1ドラとして計算され、ドラを稼ぐ独自の戦略要素になっています。全ての三麻で採用されているわけではありません。
四麻では門前ツモ和了の際に3人から点数をもらいますが、三麻では2人からしかもらえません。この補正として「ツモ損」ルール(ツモ和了の際に自分もツモ点を負担する)が採用されている場合があります。ルールセットによって有無が変わります。
三色同順は萬子の2〜8がないため事実上使えません。また北が抜きドラとして独立するため、北に関わる役の扱いが変わります。その他のほとんどの役(リーチ・タンヤオ・ピンフ・役牌など)は三麻でも使用可能です。
はい、雀魂では三麻(三人麻雀)も遊べます。「段位戦」や「友人戦」で三麻ルームを選択することで三人麻雀が楽しめます。雀魂の三麻は抜きドラ(北)ありのルールが採用されています。
参考: 麻雀ルール初心者向け完全ガイド | mahjongapp.info