白鳥翔(しらとり しょう)wiki|「供託泥棒」渋谷ABEMASの知性派エース

慶應義塾大学卒業・日本プロ麻雀連盟七段・理事——輝かしい経歴を持つ白鳥翔(しらとり しょう)は、渋谷ABEMASのMリーガーとして2018年のMリーグ創設から活躍し続けるベテランです。麻雀マスターズを2015・2016年に連覇し、2022-23シーズンには渋谷ABEMASをMリーグ初優勝へと導く原動力のひとりとなりました。相手の状況に合わせるバランス型の知性的な麻雀と、「供託泥棒」と呼ばれる独自の戦略眼が白鳥プロの魅力。この記事では白鳥翔プロの経歴・実績・雀風を初心者にもわかりやすく解説します。

プロフィール

本名白鳥 翔(しらとり しょう)
生年月日1986年8月27日(39歳・2026年時点)
出身地東京都練馬区
学歴慶應義塾中等部→慶應義塾志木高等学校→慶應義塾大学商学部
所属団体日本プロ麻雀連盟(23期生・七段・理事)
Mリーグチーム渋谷ABEMAS(2018年〜)
主な獲得タイトル第24・25期麻雀マスターズ(2015・2016年連覇)、第28期發王位、第18回モンド杯、Mリーグ2022-23シーズン優勝(チーム)
愛称「供託泥棒」「しょーちゃん」
著書「冥府の麻雀」(竹書房)
X(旧Twitter)@s_shochan0827

経歴:慶應からプロ雀士へ

慶應義塾一貫教育の名門コースを歩む

白鳥翔プロは東京都練馬区出身。慶應義塾中等部から慶應義塾志木高等学校(埼玉)、そして慶應義塾大学商学部という慶應一貫のルートを歩みました。慶應義塾は言わずと知れた日本を代表する私立名門校であり、そのなかでも一貫生として学んだことは、白鳥プロの知性的な判断力・分析力と無縁ではないでしょう。

大学在学中にプロ雀士へ

慶應義塾大学在学中、白鳥翔プロは麻雀プロへの道を志し、2006年に日本プロ麻雀連盟23期生としてプロデビューを果たします。大学生でプロテストに合格するというのは、それだけ早い段階から麻雀の実力が高かったことを示しています。卒業後もプロ雀士の道を歩み続け、2026年時点でプロ歴は20年を超えます。

連盟での実力の証明

日本プロ麻雀連盟に入会後、白鳥プロは着実に段位を上げ、現在は七段という最上位クラスに近い段位を保有しています。さらに連盟の理事も務めており、麻雀界の運営・発展にも携わる立場になっています。プロとしての実力だけでなく、麻雀界への貢献でも評価されている存在です。

初タイトル・麻雀マスターズ連覇

プロキャリア10年目の2015年、白鳥翔プロはついに大きなタイトルをつかみます。第24期麻雀マスターズを制覇し、待望の初タイトル獲得。そして翌2016年には第25期麻雀マスターズで連覇を達成しました。2年連続での麻雀マスターズ制覇は、白鳥プロがその時点でのトップクラスの実力者であることを証明する快挙でした。

主な経歴年表

  • 1986年:東京都練馬区生まれ
  • 2006年:日本プロ麻雀連盟23期生としてプロデビュー(慶應義塾大学在学中)
  • 2015年:第24期麻雀マスターズ優勝(初タイトル)
  • 2016年:第25期麻雀マスターズ優勝(連覇達成)
  • 2018年:MリーグドラフトでABEMAが運営する渋谷ABEMASから第2巡指名。Mリーガーデビュー
  • 2023年5月:渋谷ABEMASがMリーグ2022-23シーズンでチーム初優勝(発足から5年目で悲願達成)
  • 現在:渋谷ABEMASのMリーガーとして現役活躍中。連盟理事も兼務

主なタイトル・実績

主要個人タイトル

  • 麻雀マスターズ:第24期(2015年)・第25期(2016年)連覇
  • 發王位:第28期
  • モンド杯:第18回

Mリーグチーム優勝

  • Mリーグ2022-23シーズン優勝(渋谷ABEMASとして)

麻雀マスターズとは

麻雀マスターズは日本プロ麻雀連盟が主催する権威ある個人タイトル戦のひとつです。全国のプロが参加する大規模な大会で、その頂点に立つことはプロとしての確かな実力の証明を意味します。白鳥プロはこの大会で2連覇という偉業を達成しており、「麻雀マスターズ」を語るうえで欠かせない名前となっています。

Mリーグ2022-23チーム優勝の意義

2022-23シーズン、渋谷ABEMASはMリーグ発足から5年目にしてチーム初優勝を達成しました。Mリーグは2018年の創設以来、渋谷ABEMASは優勝争いに絡みながらも悲願の頂点には届かない年が続いていました。白鳥プロが渋谷ABEMASに加入したのも創設時の2018年。チームを立ち上げから支え続けた白鳥プロにとって、5年越しの優勝はひとしお感慨深いものだったでしょう。

Mリーグ:渋谷ABEMASでの活躍と優勝

渋谷ABEMASとは

渋谷ABEMASは株式会社AbemaTVがオーナーを務めるMリーグのチームです。チームカラーは青と白、「渋谷」を冠する都会的なイメージのチームとして知られています。多井隆晴プロ・松本吉弘プロ・岡田紗佳プロ・白鳥翔プロという個性豊かな4人で構成されており、Mリーグのなかでも安定した強さと人気を誇るチームです。

2018年のドラフト:渋谷ABEMASの第2指名

2018年のMリーグドラフト会議で、白鳥翔プロは渋谷ABEMASから第2巡指名を受けてMリーガーデビューを果たします。多井隆晴プロが第1巡で指名され、白鳥プロが第2巡という流れで渋谷ABEMASの主力として期待されていたことがわかります。以来、白鳥プロはMリーグ創設からチームの柱のひとりとして活躍し続けています。

2022-23シーズン:5年越しの悲願達成

Mリーグ2022-23シーズンは、渋谷ABEMASにとって特別なシーズンになりました。長年優勝に届かなかったチームが、このシーズンにすべての歯車を合わせ、チーム初優勝・Mリーグ優勝を達成したのです。白鳥プロはチームの重要な一翼として貢献し、Mリーグの歴史に名を刻みました。5年間チームを支え続けてきたメンバーとして、この優勝は格別の達成感があったはずです。

長期間にわたる安定した活躍

Mリーグは毎シーズン長丁場のリーグ戦が続きます。白鳥プロは渋谷ABEMASの一員として、浮き沈みを繰り返しながらも常にチームの中核を担ってきました。安定して高いレベルを維持できるのは、均衡のとれたバランス型の麻雀スタイルと、長年培ってきた経験値の高さによるものです。

雀風・麻雀スタイル(初心者向け解説)

一言で言うと「守備寄りのバランス型」

白鳥翔プロの麻雀スタイルは「対局相手に対応するバランス型・守備寄り」と評されます。攻撃一辺倒でも守備一辺倒でもなく、場の状況・相手の動き・自分の手牌をトータルに判断して柔軟に対応していく知性的な麻雀が持ち味です。慶應出身らしい分析的・論理的なアプローチが、この「バランス型」の麻雀に反映されています。

「供託泥棒」とは何か【初心者向け解説】

そもそも「供託」とは?

麻雀でリーチを宣言するとき、プレイヤーは「リーチ棒(1000点)」を場に置きます。このリーチ棒のことを「供託」と呼びます。場にリーチ棒が積まれると、次にアガった選手がそれをすべて受け取ることができます。

なぜ「泥棒」なの?

白鳥プロは、場に供託(リーチ棒)がある局面で積極的にアガりを狙いに来る傾向があります。例えば相手がリーチをかけた後、白鳥プロが有利な形でアガることで、リーチ棒を根こそぎ「奪う」ような展開が多い——それが「供託泥棒」という愛称の由来です。

本人は「そんなつもりはない」と笑いながら否定することもありますが、ファンはその積極性を愛称として称えています。

【初心者向け】白鳥プロの麻雀のスゴいところ3選

  1. 攻守の切り替えが柔軟
    「守備寄り」とはいえ、攻めるべき局面では果敢に攻めます。相手の牌の捨て方・リーチのタイミングなどを瞬時に分析し、「この局は攻めていい」「この局は引くべき」という判断を高い精度で行います。この柔軟な切り替えが長い対局での安定した成績につながっています。
  2. 供託(リーチ棒)への嗅覚
    場にリーチ棒が積まれると、そのリーチ棒を取ることを意識した打ち回しが見え隠れするのが白鳥プロの特徴です。ポイント計算や局面の優位性を常に考えながら、最終的な点数効率を最大化する「ポイント感覚」の高さが際立っています。
  3. 長期間にわたる安定感
    麻雀は運の要素もあるため、どのプロも不調期を経験します。しかし白鳥プロはMリーグ創設から7年以上にわたって渋谷ABEMASの柱として活躍し続けています。その安定感の裏には、バランスの取れた麻雀スタイルと高い技術力があります。

守備の堅さが長所でもある

守備寄りのバランス型というスタイルは、特に長いシーズンを戦い抜く競技麻雀において大きな強みとなります。Mリーグは1シーズンで100戦以上を戦う長丁場。一局一局のリスク管理を大切にする白鳥プロのスタイルは、チームとしての通算ポイントを積み上げる観点でも非常に重要な役割を果たしています。

見どころ・白鳥翔プロの魅力

多井プロとの渋谷ABEMASコンビ

渋谷ABEMASのなかで、多井隆晴プロとのコントラストは特に見どころのひとつです。「最速最強の攻撃型」を象徴する多井プロに対し、白鳥プロは「知性的なバランス型」。同じチームにいながら全く異なるスタイルの選手が共存し、チームとして補完し合っている点がABEMASの強さの秘密でもあります。

著書「冥府の麻雀」に込められた麻雀哲学

白鳥翔プロは「冥府の麻雀」(竹書房)という著書を出版しています。この本では白鳥プロ自身の麻雀への取り組み・思考プロセス・哲学が詳しく語られており、プロの頭のなかを覗ける貴重な一冊として麻雀ファンに評価されています。麻雀の上達を目指す方はもちろん、白鳥プロのファンにとっては必読書といえます。

連盟理事という責任ある立場

白鳥プロは日本プロ麻雀連盟の理事を務めています。これは単に「強い選手」としての評価だけでなく、麻雀界の発展・運営に対する貢献が認められていることを意味します。競技者としての実力と、業界の発展への貢献という両面で麻雀界に携わっているのは、白鳥プロならではのポジションです。

「七色のヘアースタイル」も話題に

白鳥翔プロはさまざまなヘアースタイル・ヘアーカラーを楽しむことでも知られており、「七色のヘアースタイル」とも紹介されています。対局ごとに変化する見た目も注目ポイントのひとつで、麻雀の実力だけでなくキャラクター全体でファンを引きつけています。

Mリーグ初心者へのおすすめポイント

白鳥翔プロの試合は、攻守のバランスを学ぶうえで非常に参考になります。激しい攻撃ではなく緻密な判断と守備が見どころですが、「供託泥棒」の場面では思わず手に汗握る展開になることも。派手さよりも「なぜその選択をしたのか」に注目しながら観戦すると、麻雀の深さをより感じることができます。

よくある質問(FAQ)

Q. 白鳥翔プロはどのMリーグチームに所属していますか?
A. 渋谷ABEMASに所属しています。2018年のMリーグ創設時から参戦しているオリジナルメンバーで、チームメイトは多井隆晴プロ・松本吉弘プロ・岡田紗佳プロです。2022-23シーズンにはチームとしてMリーグ初優勝を達成しています。
Q. 「供託泥棒」の意味を教えてください。
A. 麻雀でリーチをかけるとき「供託(リーチ棒=1000点)」を場に置きます。この供託が積まれた状態で白鳥プロが積極的にアガることで点棒を根こそぎ「奪う」展開が多いことから、「供託泥棒」と呼ばれています。本人は否定しつつも、ファンから愛されるキャッチフレーズとなっています。
Q. 白鳥翔プロの学歴は?
A. 慶應義塾中等部→慶應義塾志木高等学校→慶應義塾大学商学部という慶應一貫教育のルートを歩んでいます。大学在学中の2006年にプロデビューしています。
Q. 白鳥翔プロの著書は何ですか?
A. 「冥府の麻雀」(竹書房)という著書があります。白鳥プロの麻雀哲学や対局での思考プロセスをまとめた一冊で、麻雀上達を目指す方にもおすすめです。
Q. 白鳥翔プロのSNSは?
A. X(旧Twitter)では@s_shochan0827でMリーグ関連の情報や日常のつぶやきを発信しています。試合前後の投稿も多く、リアルタイムで白鳥プロの気持ちを知ることができます。
Q. 白鳥翔プロは麻雀マスターズを何度制覇していますか?
A. 第24期(2015年)と第25期(2016年)の2度制覇・連覇しています。この連覇がプロとしての名を広く知らしめた結果であり、2018年のMリーグ参戦につながっています。

まとめ

慶應義塾大学卒・日本プロ麻雀連盟七段・理事——華やかな経歴を持ちながら、白鳥翔プロの魅力はその「地に足のついた」麻雀にあります。派手さよりも緻密さ、攻撃よりもバランス。「守備寄りのバランス型」というスタイルは、長く安定してMリーグの舞台に立ち続けることを可能にしています。

麻雀マスターズ連覇という個人タイトルの輝き、そして5年越しのMリーグ優勝という渋谷ABEMASとしての栄光——どちらの達成もチームと本人の努力の結晶です。「供託泥棒」というキャッチフレーズが示す独特の戦略眼と、著書「冥府の麻雀」に凝縮された麻雀哲学が、白鳥翔プロという雀士の奥深さを物語っています。

多井隆晴プロとともに渋谷ABEMASを支える縁の下の力持ち的存在として、白鳥翔プロはこれからもMリーグを沸かせ続けるでしょう。ぜひ渋谷ABEMASの試合で「供託泥棒」の瞬間を目撃してみてください。

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