りんのなおwiki|日本プロ麻雀協会・プロクイーン3度制覇の「凛々しきクイーン」

日本プロ麻雀協会(NPM)所属の女流プロ雀士、りんのなお。プロクイーンを第18・20・22期と計3度制覇した大会屈指の実績を誇り、「凛々しきクイーン」の異名を持つ実力者です。元マッサージ師という異色の転身を遂げ、2017年のプロ入り以来7年連続でプロクイーン決勝卓に進出するという驚異的な安定感を見せています。大舞台でも揺るがない精神力と勝負所の見極めが持ち味のりんのなおプロのプロフィール・経歴・実績・雀風を詳しく解説します。

プロフィール

氏名りんのなお(読み: りんのなお)
生年月日非公開
出身地非公開(一部情報によれば群馬県)
身長・血液型158cm・A型・右利き
所属団体日本プロ麻雀協会(NPM)第16期前期入会(2017年)
主な獲得タイトルプロクイーン第18・20・22期優勝(計3回)、第20期新人王、Princess of the year 2025優勝、第7回フェニックスオープン優勝
リーグ所属雀王戦B2リーグ・女流雀王戦Aリーグ
キャッチフレーズ「凛々しきクイーン」
備考Mリーグ非参加。7年連続プロクイーン決勝卓進出。元マッサージ店経営者。

経歴:マッサージ師から「凛々しきクイーン」へ

麻雀との出会い・大学時代

りんのなおプロは大学時代、「大学生といえば麻雀だ」という感覚でサークルの先輩に麻雀を教わったことが競技麻雀への入口となりました。大学卒業後はマッサージ師の資格を取得し、埼玉県内でマッサージ店を経営していました。競技麻雀の舞台とは縁遠い生活に見えましたが、りんのなおプロの麻雀との縁はこれで終わりにはなりませんでした。

マッサージ店の常連客のなかに「麻雀を習いたい」という人物が現れたことをきっかけに、りんのなおプロは自らプロ雀士の資格取得を決意します。プロとして麻雀を教える立場になるべくプロテストを受験し、2017年(第16期前期)に日本プロ麻雀協会へ正規合格を果たしました。

プロ入り後の驚異的な成長

日本プロ麻雀協会への入会後、りんのなおプロの成長は目覚ましいものでした。入会直後の2017年に第7回フェニックスオープン優勝という結果を残し、プロとしての実力をいきなり証明。その後も協会リーグ戦での好成績を維持し、女流雀王戦でも上位リーグに定着していきました。

常連客に麻雀を教えるためにプロになったという当初の動機は、競技麻雀の魅力にどんどん引き込まれていくなかで変わっていきます。「麻雀が楽しくて仕方なくなった」りんのなおプロは、ついにマッサージ店を閉じてプロ雀士としての活動に専念する決断を下しました。この選択が「凛々しきクイーン」誕生の原点となります。

プロクイーン初制覇・第18期(2020年)

りんのなおプロが一躍注目を集めたのが、第18期プロクイーン優勝(2020年)です。プロクイーン決定戦は2003年から始まる歴史ある女流最高峰タイトルで、所属団体を問わず参加可能な開かれた大会です。第18期の優勝で、りんのなおプロは協会を代表する女流プロとしての地位を確立しました。

この優勝時点でのプロ歴は約3年。驚くべき短期間でのタイトル奪取は、りんのなおプロの卓越した才能と競技麻雀への集中的な取り組みを示すものでした。プロ入り前のマッサージ師時代に培われた集中力や対人読みの能力が、麻雀においても活かされているとも言われています。

第20期新人王・プロクイーン2度目制覇(2022年)

2022年にはさらに輝かしい実績を積み上げます。まず第20期新人王を獲得しました。新人王戦は「所属5年以内かつAリーグ未経験者」が出場条件ですが、りんのなおプロはすでにプロクイーンというメジャータイトルを保有した状態で新人王を制するという、異例の快挙を成し遂げました。

同じ2022年には第20期プロクイーンも優勝し、2冠の年となりました。第20期では前回優勝者としての貫禄を見せながら再び頂点に立ち、「これは偶然ではなく実力である」ことを広く証明しました。

7年連続決勝卓・第22期プロクイーン3度目制覇(2024年)

りんのなおプロのプロクイーン決定戦への出場回数は特筆すべきものがあります。2019年から7年連続でプロクイーン決勝卓に進出という驚異的な安定感を発揮し続けています。毎年予選・本戦を突破して決勝に残ること自体が高い実力の証明です。

2024年には第22期プロクイーンを制覇。前人未到の3度目の優勝を達成しました。本人はSNSで「奪還、たぶん前人未到の三度目の優勝。ほんとに毎回ですが、皆さんのお陰です」と感謝を述べました。第22期では第19・21期とも3位という成績を残しており、プロクイーン決定戦では常に上位にいる存在としてその地位を確固たるものにしました。

Princess of the year 2025優勝

2025年にはPrincess of the year 2025でも優勝。プロクイーン3度制覇に加え、複数のタイトルをキャリアに積み重ね続けています。プロクイーン第23期決勝にも進出しましたが(3位)、そこで御崎千結プロに初優勝を許したことが注目されました。プロクイーン決定戦においては優勝・3位入賞を繰り返す形で、いずれの年も上位に顔を出す存在です。

主な実績・タイトル一覧

タイトル・実績 内容
プロクイーン第18期優勝(2020年) 女流プロNo.1を決めるプロクイーン決定戦初優勝。プロ入り約3年での快挙。
プロクイーン第20期優勝(2022年) 2度目のプロクイーン制覇。同年に新人王も獲得し2冠の年となった。
プロクイーン第22期優勝(2024年) 前人未到の3度目のプロクイーン制覇。本人が「奪還」と表現した劇的な優勝。
第20期新人王(2022年) プロクイーンを保有した状態での新人王制覇という異例の快挙。
Princess of the year 2025優勝 2025年の女流プロの活躍を称える賞を受賞・優勝。
第7回フェニックスオープン優勝 プロ入り当年(2017年)の優勝。即座にタイトルを取った実力の証。
7年連続プロクイーン決勝卓進出(2019〜) 2019年以降7年連続で決勝卓に進出。安定した実力の証明。
プロクイーン決定戦 3位(第19・21・23期) 優勝を逃した年もすべて3位以内に入るという驚異の安定感。
女流雀王戦Aリーグ在籍 女流部門最上位リーグ。タイトル戦のみならずリーグ戦でも上位に定着。

雀風・麻雀スタイル

勝負所の見極めと精神力

りんのなおプロの麻雀を語るうえで欠かせないのが、勝負所の見極めの鋭さです。日本プロ麻雀協会代表の五十嵐毅氏は「自分の手恰好だけでなく、勝負所の見極めが非常に長けている」とりんのなおプロを評しています。単に手牌の形を整えるだけでなく、その局の勝負どころをどこで仕掛けるか・どこで引くかという場況読みの精度が際立っています。

7年連続でプロクイーン決勝卓に進出できる背景には、予選・本戦という長丁場のプロセスを毎年安定して勝ち抜く実力があります。一発勝負ではなく複数日・複数半荘にわたる長期戦を安定して戦える麻雀力が求められる競技形式のなかで、りんのなおプロは常に上位に顔を出す存在です。

大舞台でも揺るがないメンタル

りんのなおプロのもう一つの大きな武器が、大舞台でも動じない精神力です。プロクイーン決定戦は複数の有力選手が一堂に会する高プレッシャーの舞台ですが、りんのなおプロはそのような環境でこそ力を発揮します。第20期・第22期では2度目・3度目の優勝という重圧がある状況での戴冠でした。

プロクイーン第23期決勝では御崎千結プロとの接戦で惜しくも3位に終わりましたが、それでも最後まで優勝を争う状況を作り出したことは、りんのなおプロの実力を改めて示すものでした。「プロクイーンには思い入れが強い」と本人も語っており、このタイトルへの特別な意識と向き合い方が強い結果につながっています。

ルールと場況への適応力

競技麻雀では団体ごとにルールが異なり、使用するルールへの適応力が重要になります。プロクイーン決定戦は日本プロ麻雀連盟が主催する団体横断タイトルで、協会外のルールも含まれます。りんのなおプロはこのようなルールの違いを乗り越えて好成績を残せる適応力の高さを持っています。

また、場況への対応という観点では、相手の手の読み方・捨て牌の把握・押し引きの判断などにおいて高い精度を発揮します。元マッサージ師として培った「相手の状態を読む」センスが、麻雀における対人読みにも活かされているとも考えられます。

「凛々しきクイーン」の由来

りんのなおプロのキャッチフレーズ「凛々しきクイーン」は、その名前の「りん」の音と、「凛」(凛々しい)という漢字の持つ意味を組み合わせたものです。「凛々しい」とは威厳があり引き締まった様子を指す言葉で、りんのなおプロの麻雀に対する真摯な向き合い方と、プロクイーンという最高峰のタイトルへのこだわりを体現した言葉といえます。3度のプロクイーン制覇という実績がこのキャッチフレーズに重みを与えています。

非Mリーガーとして協会リーグを舞台に

Mリーグとは別の競技の場

りんのなおプロはMリーグには参加しておらず、日本プロ麻雀協会のリーグ戦やタイトル戦を主な活躍の場としています。2018年に開幕したMリーグが麻雀界全体の注目を集めるなか、Mリーグ外でも多くのプロが高い技術と熱い競争を繰り広げています。りんのなおプロはまさにその代表格です。

プロクイーン決定戦はMリーグ参加選手も出場可能な全団体横断型タイトルであり、事実上の女流プロ最高峰の戦いです。Mリーグ所属の選手たちと渡り合いながら3度の優勝を果たしたりんのなおプロの実力は、Mリーグという枠を超えて競技麻雀全体で通用するものです。

日本プロ麻雀協会(NPM)の特色と魅力

りんのなおプロが所属する日本プロ麻雀協会(NPM)は2001年設立の競技麻雀主要5団体の一つです。雀王戦・女流雀王戦・雀竜位戦など独自のタイトル戦を持ち、協会員同士が実力を競い合う環境を整えています。協会は他団体との交流や、外部メディア向けの配信コンテンツへも積極的に参加しており、選手の知名度向上にも貢献しています。

りんのなおプロのような非Mリーガーが競技麻雀の第一線で長く活躍することは、Mリーグ以外の競技麻雀の舞台の豊かさと面白さを体現するものでもあります。プロクイーン3度という金字塔は、これからも多くの麻雀ファンにとってのベンチマークとなり続けるでしょう。

Q. りんのなおとはどんなプロ雀士ですか?
日本プロ麻雀協会所属の女流プロ雀士です。プロクイーンを第18・20・22期と計3度制した実力者で、「凛々しきクイーン」の異名を持ちます。7年連続でプロクイーン決勝卓に進出する安定感が特徴です。元マッサージ師という異色の経歴を持ちます。
Q. りんのなおの所属団体は?
日本プロ麻雀協会(NPM)に所属しています。2017年(第16期前期)にプロ入りし、現在は雀王戦B2リーグ・女流雀王戦Aリーグに在籍しています。
Q. りんのなおの主なタイトルは?
プロクイーン第18期(2020年)・第20期(2022年)・第22期(2024年)の計3回優勝(大会史上最多タイ)、第20期新人王、Princess of the year 2025優勝、第7回フェニックスオープン優勝などがあります。
Q. りんのなおはMリーグに参加していますか?
参加していません。日本プロ麻雀協会のリーグ戦やタイトル戦を主な活躍の場としている非Mリーガーです。
Q. りんのなおの麻雀スタイルは?
大舞台でも動じない精神力と、勝負所の見極めが特徴とされています。協会代表は「勝負所の見極めが非常に長けている」と評価しており、ルールや場況に応じた押し引きの精度が持ち味です。
Q. りんのなおはどのようにしてプロになりましたか?
大学時代にサークルの先輩から麻雀を学んだことが原点です。その後、埼玉県でマッサージ師としてマッサージ店を経営していましたが、常連客の麻雀を習いたいという要望に応えるため2017年にプロ試験を受験。合格後は麻雀の魅力にどんどんハマり、店を閉じてプロ活動に専念しました。
Q. 「凛々しきクイーン」とはどういう意味ですか?
りんのなおプロのキャッチフレーズです。「りん」の名前と「凛々しい(威厳のある)」という言葉を組み合わせており、プロクイーン3度制覇という実績と大舞台での精神力を体現したフレーズです。
Q. りんのなおのプロフィール(身長・血液型)を教えてください。
生年月日・出身地は非公開です。身長158cm、血液型A型、右利き。日本プロ麻雀協会に2017年(第16期前期)入会。雀王戦B2リーグ・女流雀王戦Aリーグ在籍。

まとめ:マッサージ師から3度のプロクイーンへ——「凛々しきクイーン」の軌跡

りんのなおプロは元マッサージ師という異色の経歴からプロ雀士の道へ転身し、2017年のプロ入り以来、急速に頭角を現してきた日本プロ麻雀協会の女流エースです。プロクイーン3度制覇(第18・20・22期)という金字塔は、一時的な好調ではなく、大舞台でも揺るがない精神力と勝負所の見極めというりんのなおプロ固有の実力の賜物です。

7年連続でプロクイーン決勝卓に進出するという驚異の安定感は、競技麻雀界においても特筆すべき記録です。Mリーグに参加しない非Mリーガーとして、競技麻雀の本質的な舞台で常に上位に名を連ねるりんのなおプロの存在は、麻雀ファンにとって見逃せない選手の一人です。今後も「凛々しきクイーン」として、女流麻雀界をリードしていく活躍が期待されます。

麻雀プロの多様な活躍に興味を持った方は、ぜひプロ雀士名鑑で他の選手についても調べてみてください。また、Mリーグ観戦ガイド麻雀の役一覧もあわせてご覧ください。