「三河の猛将」——愛知県の三河地方から麻雀界に名乗りを上げた男がいます。EX風林火山所属・永井孝典(ながい こうすけ)プロです。会社員から麻雀プロへの転身、EX風林火山のオーディション勝利を経てMリーガーに上り詰めた永井プロは、2025-26シーズンのデビューイヤーにMリーグ史上最速となる「年内個人10勝」という前人未到の記録を打ち立てたとされています。明るく闘志あふれるそのプロフィールと麻雀スタイルを、初心者にもわかりやすく徹底解説します。
プロフィール |
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| 本名 | 永井 孝典(ながい こうすけ) |
| 出身地 | 愛知県田原市 |
| 学歴 | 近畿大学 卒業 |
| 所属団体 | 最高位戦日本プロ麻雀協会 |
| プロ入会 | 2019年(最高位戦日本プロ麻雀協会) |
| Mリーグチーム | EX風林火山(2025-26シーズン〜) |
| キャッチフレーズ | 三河の猛将 |
| 雀風 | データ重視・積極的攻撃型 |
| 主な実績 | EX風林火山IKUSA2024優勝、Mリーグドラフト2025年EX風林火山1巡目指名、年内個人10勝(Mリーグ史上最速) |
| X(旧Twitter) | @naga_i1991 |
経歴:三河の地から麻雀の世界へ |
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麻雀との出会いと学生時代永井孝典プロは愛知県田原市の出身です。田原市は愛知県の渥美半島に位置する、豊かな自然に囲まれた地域で、このいわゆる「三河」の地が永井プロのキャッチフレーズ「三河の猛将」の由来となっています。高校時代はテニス部に所属し、仲間と麻雀を楽しむうちに競技麻雀の奥深さに引き込まれていったとされています。 近畿大学へ進学後も麻雀への情熱を抱き続け、在学中に本格的に競技麻雀を学んでいきます。大学卒業後は大手化学メーカー「住友精化」に就職し、会社員としての道を歩み始めましたが、麻雀に対する情熱は薄れることがありませんでした。 会社員から麻雀プロへの転身会社員として働きながらも、麻雀の勉強を続けていた永井プロ。「麻雀をデータで突き詰めていくことに楽しさを覚えた」とされており、競技としての麻雀の奥深さに魅了された永井プロは、2019年についに最高位戦日本プロ麻雀協会のプロテストを受験します。見事合格し、住友精化を退職して本格的にプロ雀士としての道を歩み始めました。 会社員からプロ雀士への転身は、決して平坦な道ではありません。安定した収入を手放し、不確かな競技の世界に飛び込む決断は、強い信念と覚悟があってこそのものです。この決断が後に「Mリーガー」という夢の実現につながっていくことになります。 最高位戦での活躍とSSP獲得——「IKUSA2024」優勝プロ入会後は関西を拠点に活動し、全国各地のタイトル戦予選やプロアマ対局に積極的に参加。フットワークの軽さと明るいキャラクターで交友関係を広げながら、着実に実力を磨いていきます。 そして2024年、永井プロの人生を大きく変える転機が訪れます。MリーグチームEX風林火山が主催した選手選考大会「IKUSA2024」への参加です。この大会には多くの有力プロが参戦しましたが、永井プロは持ち前の闘志と技術を発揮して見事に優勝。EX風林火山の「SSP(スペシャル・スパーリング・パートナー)」に就任し、チームの練習相手・強化選手として活動することになりました。 Mリーグドラフトオーディション——逆転勝利でMリーガーへSSPとしてEX風林火山とともに鍛錬を積んだ永井プロに、さらなるチャンスが訪れます。2025年に行われたEX風林火山のドラフト指名選手オーディションです。このオーディションには、初代SSPの一井慎也プロ、BEAST Xオーディション勝者の下石戟プロ、そして元Mリーガーの魚谷侑未プロという実力者たちが顔を揃えました。 初戦でラスを引いてしまい、厳しいスタートを切った永井プロ。しかし、そこから2戦目・3戦目と連勝し、土壇場からの逆転でオーディション優勝を果たします。この逆転劇はまさに「三河の猛将」の面目躍如といえる粘りでした。2025年6月30日のMリーグ2025-26ドラフト会議で、EX風林火山から1巡目指名を受け、正式にMリーガーとなりました。 Mリーグデビューイヤーに史上最速記録達成迎えた2025-26シーズン、永井孝典プロはMリーグの舞台でも「三河の猛将」の本領を存分に発揮します。シーズン開幕から快進撃を続け、2025年12月26日に個人10勝目を記録。これは年を跨がずに個人二桁勝利を達成したMリーグ史上初の快挙とされており、デビューイヤーにして圧倒的な存在感を示しました。 経歴年表
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主な実績・Mリーグでの活躍 |
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Mリーグ関連実績
最高位戦での活動
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雀風・麻雀スタイル(初心者向け解説) |
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「三河の猛将」と呼ばれる積極的な麻雀永井孝典プロの麻雀スタイルは、「データ重視でありながらも積極果敢な攻撃型」と表現されています。「三河の猛将」というキャッチフレーズが示すように、受け身にならず積極的に仕掛けていくスタイルが持ち味とされています。 Mリーグデビューイヤーにして史上最速の年内10勝という記録は、この積極的な攻撃姿勢が Mリーグの舞台でも存分に発揮された結果といえるでしょう。毎局果敢に攻め続け、アガりを重ねていく姿は、まさに「猛将」と呼ぶにふさわしいものです。 【初心者向け】永井プロの麻雀の魅力をわかりやすく解説「猛将」タイプの麻雀とはどういうものか? 麻雀には大きく「攻撃型」と「守備型」があります。攻撃型の選手は積極的に手を進め、アガりを狙い続けるスタイルです。永井プロはこの攻撃型の中でも特に積極的で、テンポよく仕掛け(鳴き)を活用しながら相手より先にアガることを重視しているとされています。 Mリーグ初年度で「年内10勝」という記録を達成できた背景には、この積極姿勢によって生み出された高いアガり率があると考えられます。一局一局を真剣に戦い、チームに貢献し続ける姿勢こそが「三河の猛将」の真骨頂です。 データ分析への情熱——会社員時代から培われた思考法永井プロがプロ転向を決意した理由の一つが「麻雀をデータで突き詰めていく楽しさ」だったとされています。会社員時代に磨いた論理的・分析的な思考が、麻雀の研究にも活かされているとみられます。感覚だけに頼らず、データと論理で麻雀を深く掘り下げようとするこの姿勢は、最高位戦日本プロ麻雀協会という「科学的麻雀」を重視する団体の方向性とも合致しています。 明るいキャラクターとチームへの貢献永井プロは麻雀の実力だけでなく、明るく前向きなキャラクターでも知られているとされています。「フッ軽(フットワークが軽い)」と評されるほど各地のイベントや対局に積極的に参加し、交友関係が広いことでも有名です。チームの雰囲気を盛り上げ、周囲のモチベーションを高める存在として、EX風林火山でも欠かせない選手になっていると言われています。 |
EX風林火山というチーム |
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Mリーグ創設時からの名門チームEX風林火山は、2018年のMリーグ創設時から参加している歴史あるチームです。チーム名は武田信玄の兵法に由来する「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」(疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如し)から取られており、戦略と実力を兼ね備えたチームを目指すという理念が込められているとされています。 チームの選手たち永井孝典プロが加わる前から、EX風林火山には実力派の選手が揃っていました。「麻雀IQ220」の異名を持つ勝又健志プロ、「卓上の舞姫」として知られる二階堂亜樹プロ、「手順マエストロ」の内川幸太郎プロなど、各々が個性と実力を持つ選手たちとともに、永井プロはチームの新たな力として加わりました。 これらの先輩Mリーガーたちに並ぶように、デビューイヤーからトップ争いに加わった永井プロの活躍は、チームに大きな勢いをもたらしたとされています。2025-26シーズンにチームが好成績を収める中で、「三河の猛将」の存在はEX風林火山にとってなくてはならない戦力となっています。 Mリーグを楽しむ——AbemaTVで永井プロの対局を観戦しようMリーグはAbemaTVで全試合が生中継・アーカイブ配信されています。EX風林火山の試合では、永井孝典プロの積極的な攻撃麻雀を目の当たりにすることができます。デビューイヤーから史上最速記録を打ち立てた「三河の猛将」の対局は、麻雀ファンはもちろん初心者にとっても見ごたえのあるものです。 |
よくある質問(FAQ) |
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まとめ |
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「三河の猛将」永井孝典プロは、愛知県田原市という三河の地から、会社員・プロ雀士・SSP・Mリーガーというステップを一つひとつ踏みしめながら、夢の舞台へと上り詰めた努力の人です。EX風林火山のオーディションで土壇場からの逆転勝利を収め、掴んだMリーガーの座。そのデビューイヤーにMリーグ史上最速の年内10勝という金字塔を打ち立てたことは、永井プロの実力と情熱が本物であることを証明しています。 会社員から麻雀プロへの転身という異色の経歴、「フッ軽」で交友関係の広い明るいキャラクター、そして積極果敢な攻撃麻雀——これらすべてが組み合わさって、永井孝典というMリーガーは生まれました。EX風林火山の新たな柱として、勝又健志プロ・二階堂亜樹プロ・内川幸太郎プロとともにチームを引っ張っていく「三河の猛将」の今後の活躍から目が離せません。 「Mリーグで見てみたい選手は?」と聞かれたら、ぜひ永井孝典プロの名前を挙げてみてください。史上最速記録を打ち立てた男の積極的な麻雀は、必ず見る者の心を熱くするはずです。 |