御崎千結(みさき ちゆう)wiki|日本プロ麻雀協会・第23期プロクイーン・ニ冠達成の連荘ガール

日本プロ麻雀協会(NPM)所属の女流プロ雀士、御崎千結(みさき ちゆう)。第23期プロクイーン優勝(2025年)女流プロ麻雀日本シリーズ2026優勝というニ冠を半年足らずで達成した実力派です。「連荘ガール」の異名を持ち、リーチを軸とした積極的な攻撃スタイルで協会の女流シーンを牽引しています。兵庫県豊岡市出身で、看護学の道から麻雀プロへという異色の経歴を持つ御崎千結プロのプロフィール・経歴・実績・雀風を詳しく解説します。

プロフィール

氏名御崎 千結(みさき ちゆう)
生年月日1996年2月8日
出身地兵庫県豊岡市
身長・血液型154cm・A型・左利き
所属団体日本プロ麻雀協会(NPM)第16期前期入会
主な獲得タイトル第23期プロクイーン優勝、女流プロ麻雀日本シリーズ2026優勝、第2期関西雀王、第9回女流スプリント優勝
リーグ所属雀王戦A2リーグ・女流雀王戦Aリーグ
麻雀スタイルリーチ重視の攻撃型・「連荘ガール」
備考Mリーグ非参加。目標とする選手は魚谷侑未・竹内元太。

経歴:看護学の道から麻雀プロへ

看護学の道から麻雀の世界へ

御崎千結プロは兵庫県豊岡市出身。大学では看護学を専攻していましたが、「自分には向いていない」と判断して中退という選択をします。その後、高松市の麻雀店でアルバイトとして働き始めたことが、プロ雀士への入口となりました。麻雀をほとんど知らない状態でのスタートでしたが、店長・岡本将弘氏から麻雀の基礎を丁寧に指導してもらい、みるみる頭角を現していきます。看護師からプロ麻雀士という異色の転身は、御崎プロの強い意志と適応力の高さを物語っています。

麻雀の魅力にひきこまれた御崎プロは、店長の勧めをきっかけにプロテストに挑戦。2017年(第16期前期)に日本プロ麻雀協会へ正規合格を果たし、プロ雀士としての歩みを踏み出しました。日本プロ麻雀協会(NPM)は2001年に設立された競技麻雀の主要5団体の一つで、雀王戦・女流雀王戦・プロクイーン決定戦など多彩なタイトル戦を開催する団体です。

関西から関東への活動拠点移転と成長

プロ入り当初は香川・大阪(関西本部)を拠点に活動し、協会のリーグ戦で昇級を重ねていきました。関西圏での活動を経て、2021年に活動拠点を関東に移す大きな決断を下します。関東移転後は雀王戦・女流雀王戦といった主要リーグ戦に加え、全団体横断型の女流最高峰タイトル「プロクイーン決定戦」への出場機会も増え、御崎プロの評価はさらに高まっていきました。

関西から関東という環境の変化は挑戦でもありましたが、御崎プロはその変化を成長の糧としてしっかり活かしています。2021年以降のリーグ成績の向上や各種タイトル戦での好成績がそれを示しています。また、麻雀の対局のみならずABEMAなどの配信メディアへの出演も増え、ファン層の拡大にも寄与しました。

第23期プロクイーン優勝(2025年)

御崎千結プロの競技人生における最大のハイライトが、2025年の第23期プロクイーン優勝です。プロクイーン決定戦は2003年から続く歴史ある女流最高峰タイトルで、所属団体を問わず参加できることから、国内女流プロのNo.1を決める大会として高い権威を誇ります。

第23期決勝は5名が3日間12半荘で争うハイレベルな対局でした。特に注目を集めたのが11回戦南4局の場面。3度のプロクイーン覇者・りんのなお(日本プロ麻雀協会)がリードしていた局面で、御崎プロが「値千金の8,000点直撃」を決めて2着に浮上するという劇的な展開がありました。最終的な御崎プロのトータルスコアは+145.7で、堂々の初優勝を果たしました。本人は「本当に嬉しい」とコメントし、激闘を振り返りました。

女流プロ麻雀日本シリーズ2026優勝・ニ冠達成

プロクイーンに続き、御崎プロは2026年の女流プロ麻雀日本シリーズでも優勝を果たし、半年足らずでニ冠を達成しました。本人はSNSで「三連勝とずっと手牌に恵まれていた1日でした。プロクイーンをとっていただいたチャンスを活かすという今年の目標を1つ達成できて嬉しいです」と喜びを表明。タイトルで得たチャンスをさらなるタイトル奪取で応えるという力強いキャリアを歩んでいます。

プロクイーンと日本シリーズという二つの主要タイトルを短期間に制することは、単なる幸運ではなく確かな実力の証明です。御崎プロの名前は今や日本プロ麻雀協会を代表する選手の一人として広く知られています。

関西雀王・女流スプリントでの実績

プロクイーンや日本シリーズに加え、御崎プロは第2期関西雀王・第9回女流スプリント優勝といった実績も持ちます。関西雀王は協会関西本部での実力の証であり、関西での活動時代に培った実力が開花したものです。女流スプリントは若手・実力派女流プロが集う一戦で、そこでの優勝も御崎プロの地力の高さを示しています。

主な実績・タイトル一覧

タイトル・実績 内容
第23期プロクイーン優勝(2025年) 女流プロNo.1を決める歴史ある権威タイトル。5名による3日間12半荘の決勝で最終スコア+145.7で初優勝。3度の覇者・りんのなおとの一騎打ちを制した。
女流プロ麻雀日本シリーズ2026優勝 プロクイーン獲得から約半年での二冠目。三連勝という圧巻の内容で優勝し、今年の目標達成を宣言した。
第2期関西雀王優勝 日本プロ麻雀協会関西本部の雀王決定戦優勝。関西を拠点としていた時代の実力の証。
第9回女流スプリント優勝 女流プロの実力派が集う女流スプリントを制覇。攻撃スタイルが光った一戦。
雀王戦A2リーグ在籍 日本プロ麻雀協会の主要リーグ戦。A2リーグはAリーグ(最上位)に次ぐ上位リーグであり、継続的な好成績が求められる。
女流雀王戦Aリーグ在籍 女流部門最上位リーグに在籍。女流雀王戦Aリーグでの活躍が評価の基盤となっている。

雀風・麻雀スタイル「連荘ガール」

「連荘ガール」の由来とリーチ重視のスタイル

御崎千結プロの麻雀を語るうえで欠かせないキーワードが「連荘ガール」です。連荘とは親番を連続させながら積み棒を増やしつつ点数を積み上げていく展開のことで、御崎プロはこの連荘を得意とする積極的なスタイルを持っています。本人も好きな役として「立直(リーチ)」を挙げており、手牌が整ったと判断すれば即座にリーチをかけ、積極的に点数を狙っていく姿勢が特徴です。

好きな牌として「八萬」を挙げているのも御崎プロらしいこだわりの一端です。競技麻雀では牌の選択に選手のスタイルが表れるとも言われており、御崎プロが八萬を好む背景にはリーチを絡めた高打点への志向があると考えられます。

大舞台でも揺るがない精神力

第23期プロクイーン決定戦での活躍は、御崎プロの精神的な強さを証明するものでした。3度の覇者・りんのなおが優位に立つ展開で、11回戦南4局という大一番に8,000点の直撃を決めた場面は、普段どおりの麻雀を大舞台でも打てる胆力の証明です。

麻雀最強戦の出場時には「圧倒的に勝つ」と書いた習字を掲げて登場するなど、自分自身への高い要求と向上心を持つ選手でもあります。この強気な姿勢が実力と相まって「連荘ガール」というキャラクターを形成しています。

目標選手から読み解く御崎プロの志向

御崎プロが目標とする選手として魚谷侑未プロと竹内元太プロの名前を挙げています。魚谷侑未プロはMリーグ選手として知られ緻密な判断力と積極性を持つ実力派です。竹内元太プロは最高位を連覇した攻撃的な雀風の実力者。この2人を目標とすることは、御崎プロ自身が高い攻撃力と精度の両立を志向していることを示しています。

また、人狼ゲームにも参加するなど、複数の情報から状況を読み取り最善手を選択する論理的思考力も御崎プロの強みにつながっています。麻雀も人狼も「相手の思考を読む」点で共通しており、御崎プロはその能力を高いレベルで磨いてきた選手と言えます。

非Mリーガーとして協会リーグを舞台に

Mリーグとは異なる競技の舞台

御崎千結プロはMリーグには参加しておらず、日本プロ麻雀協会のリーグ戦やタイトル戦を主な活躍の場としています。2018年に開幕したMリーグが麻雀界の注目を一身に集める一方で、Mリーグ外でも多くのプロ雀士が高い技術とドラマティックな対局を繰り広げています。

プロクイーン決定戦はMリーグとは別の枠組みで行われる女流プロ最高峰の戦いです。Mリーグの選手も参加可能なオープン大会である点でも注目度は高く、御崎プロがここで優勝したことは非Mリーガーとして競技麻雀の最前線に立っていることの証明です。

日本プロ麻雀協会(NPM)の特色

御崎プロが所属する日本プロ麻雀協会(NPM)は、雀王戦・女流雀王戦を柱とする競技麻雀の主要5団体の一つです。協会独自の昇降格リーグ制度のもとで、プロ同士が実力を競い合います。また、プロクイーン決定戦をはじめ団体横断型のタイトル戦にも積極的に選手を送り込んでおり、御崎プロもその代表格として活躍しています。

今後もMリーグへの参加・不参加にかかわらず、御崎千結プロが競技麻雀の第一線で活躍し続けることは間違いありません。そのスタイルとタイトル実績は、これからの麻雀界を担う選手として多くのファンから期待を集めています。

Q. 御崎千結とはどんなプロ雀士ですか?
日本プロ麻雀協会所属の女流プロ雀士です。1996年生まれ、兵庫県豊岡市出身。第23期プロクイーン優勝(2025年)・女流プロ麻雀日本シリーズ2026優勝のニ冠を達成した実力派で、「連荘ガール」の異名を持ちます。
Q. 御崎千結の所属団体は?
日本プロ麻雀協会(NPM)に所属しています。2017年第16期前期にプロ入りし、現在は雀王戦A2リーグ・女流雀王戦Aリーグに在籍しています。
Q. 御崎千結の主なタイトルは?
第23期プロクイーン優勝(2025年)、女流プロ麻雀日本シリーズ2026優勝、第2期関西雀王優勝、第9回女流スプリント優勝などがあります。
Q. 御崎千結はMリーグに参加していますか?
参加していません。日本プロ麻雀協会のリーグ戦やタイトル戦を主な活躍の場としている非Mリーガーです。
Q. 御崎千結の麻雀スタイルは?
リーチを好む積極的な攻撃スタイルが特徴です。「連荘ガール」の異名が示すとおり連荘での点数積み上げを得意とし、好きな役はリーチ、好きな牌は八萬です。
Q. 「連荘ガール」とはどういう意味ですか?
御崎千結プロの自称キャッチコピーです。親番を連続させながら積み棒を増やし点数を重ねる「連荘」を得意とする攻撃的なスタイルに由来します。2022年の麻雀最強戦では「圧倒的に勝つ」と書いた習字を掲げて登場し話題になりました。
Q. 御崎千結はどのようにしてプロになりましたか?
大学で看護学を学んでいましたが中退し、高松市の麻雀店でアルバイトを経験。店長の勧めで日本プロ麻雀協会のプロテストに挑戦し、2017年(第16期前期)に正規合格しました。
Q. 御崎千結のプロフィール(身長・血液型)を教えてください。
1996年2月8日生まれ、兵庫県豊岡市出身。身長154cm、血液型A型、利き手は左手です。現在は関東を拠点に活動しています。

まとめ:看護学の道から「連荘ガール」へ——ニ冠達成の実力派

御崎千結プロは看護学の道から転身してプロ雀士になるというユニークな経歴を持ち、2017年のプロ入り以来、着実に実力をつけてきた日本プロ麻雀協会の実力派女流プロです。第23期プロクイーン(2025年)・女流プロ麻雀日本シリーズ2026という二つの主要タイトルを短期間で制するという輝かしい実績は、彼女の技術と精神力の高さを証明しています。

「連荘ガール」のキャッチコピーが示すリーチ重視の積極的なスタイルと、大舞台でも物怖じしない勝負強さが御崎プロの真骨頂です。Mリーグに参加しない非Mリーガーとして、競技麻雀の本質的な場面で実力を示し続ける御崎千結プロの今後のさらなる活躍が期待されます。

麻雀プロの多様な活躍に興味を持った方は、ぜひプロ雀士名鑑で他の選手についても調べてみてください。また、Mリーグ観戦ガイド麻雀の役一覧もあわせてご覧ください。