麻雀プロとして競技に臨みながら、麻雀ライター・評論家・連盟理事として業界全体を支え続けてきた人物がいます。それが日本プロ麻雀連盟所属・七段の黒木真生(くろき まさお)プロです。1973年5月8日生まれ、兵庫県出身。早稲田大学商学部在籍中の1997年に日本プロ麻雀連盟のプロテストに合格し、プロ雀士としてのキャリアをスタートさせました。それから四半世紀以上、黒木プロは競技の第一線に立ちつつも、麻雀専門誌『近代麻雀』(竹書房)での20年超にわたる執筆活動、著書4冊の出版、連盟理事(メディア対策部長・法務部長代行)としての業務運営、そして株式会社バビロン代表取締役という多彩な顔を持ち続けています。「麻雀界の真実」を伝えるnoteでの連載や、X(旧Twitter)での積極的な情報発信など、麻雀界を外から・内から語り続ける黒木プロの存在は、競技麻雀の発展に不可欠な「麻雀界の語り部」として多くのファンに認知されています。本記事では、黒木真生プロのプロフィール・経歴・著書・連盟での役割・ライター活動の全貌を、初心者にもわかりやすく徹底解説します。
プロフィール |
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| 本名 | 黒木 真生(くろき まさお) |
| 生年月日 | 1973年5月8日 |
| 出身地 | 兵庫県 |
| 学歴 | 早稲田大学商学部 |
| 所属団体 | 日本プロ麻雀連盟 |
| 段位 | 七段 |
| プロ入会 | 1997年(早稲田大学在籍中にプロテスト合格) |
| 連盟役職 | 理事(メディア対策部長・法務部長代行) |
| 職業 | プロ雀士・麻雀ライター・評論家・株式会社バビロン代表取締役 |
| 著書 | 『麻雀番組が10倍楽しくなる本』『誰が麻雀界をつぶすのか』『Mリーガーの素顔』『麻雀界炎上事件簿』(近代麻雀戦術シリーズ・竹書房) |
| 執筆活動 | 近代麻雀(竹書房)での20年超の執筆・闘牌原作、noteで「麻雀界の真実」連載中 |
| X(旧Twitter) | @kurokimasao |
| note | 近代麻雀黒木(note.com/kinmakuroki) |
| Mリーグ参加 | なし(2026年3月時点) |
経歴:早大在学中のプロデビューから連盟重鎮へ |
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早稲田大学商学部在籍中にプロテスト合格——1997年のデビュー黒木真生プロが日本プロ麻雀連盟のプロテストに合格したのは1997年のことでした。当時、黒木プロは早稲田大学商学部に在籍中でした。早稲田大学という難関私立大学に在籍しながら麻雀プロの道を選んだ経歴は、当時としても特異な存在感を放っていました。プロ入りの動機や麻雀との出会いについては、競技麻雀への強いこだわりと、麻雀を通じた表現活動への意欲が感じられます。 日本プロ麻雀連盟(以下、連盟)は1981年に設立された日本最大の麻雀プロ団体です。桜井章一、阿佐田哲也(色川武大)らの流れを汲む競技麻雀の中心的な組織であり、テレビ麻雀番組への出演やMリーグへの選手派遣など、日本の競技麻雀界をリードしてきた団体です。黒木プロはこの連盟で四半世紀以上にわたって活躍し、段位は七段にまで昇っています。 麻雀雑誌『ビクトリー麻雀』との出会い——ライター活動の原点プロデビューの頃、黒木真生プロの人生を大きく変えるもう一つの縁が生まれます。当時創刊されたばかりの麻雀雑誌『ビクトリー麻雀』(ナイタイ出版)から執筆の声がかかったのです。編集長の渡辺参郎や、連盟の実力者・荒正義(あら まさよし)プロに麻雀ライターとしての文章の書き方を教わりながら、黒木プロは執筆陣の一員として活動を開始します。 特に印象深いのは、同誌の企画として実施された「東北から北海道への旅打ち連載」です。実際に東北地方から北海道へと麻雀を打ちながら旅をするという体験型の連載は、当時の麻雀雑誌では斬新な企画でした。この旅打ち体験は、黒木プロが後に執筆する麻雀ライターとしての「現場主義」の原点になったといえます。麻雀卓の前に座るだけでなく、麻雀を取り巻く人間模様や業界の現実を直接体験し、それを読者に伝えるというスタンスは、以後の黒木プロの執筆活動全体に一貫して流れるものです。 近代麻雀での20年超にわたる執筆活動プロとして競技活動を続けながら、黒木真生プロは麻雀専門誌『近代麻雀』(竹書房)でのライター活動を本格化させていきます。近代麻雀は1975年創刊の老舗麻雀専門誌で、競技麻雀の情報を中心に長年にわたって麻雀ファンに愛読されてきました。黒木プロはこの誌面で観戦記事の執筆を担当するほか、麻雀漫画の「闘牌原作者」としても実績を積んでいきます。 闘牌原作とは、麻雀漫画において実際の対局シナリオや牌譜を作る専門的な仕事です。麻雀漫画は局面の正確さと読者への面白さを両立させる必要があり、プロ雀士としての実力と読み物としての構成力を兼ね備えた黒木プロのような人材が必要とされます。長年にわたる観戦記・闘牌原作の実績は、黒木プロを「近代麻雀の顔」の一人として定着させました。 日本プロ麻雀連盟理事へ——メディア対策部長・法務部長代行競技活動・執筆活動と並行して、黒木真生プロは日本プロ麻雀連盟の運営にも深く携わるようになります。現在は連盟理事として、メディア対策部長および法務部長代行を兼任しています。メディア対策部長とは、テレビ・インターネット・雑誌など各種メディアへの連盟の対応を統括する立場です。Mリーグの普及・拡大に伴い、麻雀プロへのメディア露出が増加する中で、連盟としての情報発信・メディア対応の窓口となる役割の重要性は増しています。 法務部長代行も兼任していることは、単なる競技者・広報担当としての枠を超え、連盟の組織運営全体に深く関与していることを示しています。著書『誰が麻雀界をつぶすのか』や『麻雀界炎上事件簿』などで業界の問題点を鋭く指摘してきた黒木プロが、法務面でも連盟を支えているという事実は、その問題意識の深さを裏付けるものです。 株式会社バビロン代表取締役——連盟広報の担い手黒木真生プロは株式会社バビロンの代表取締役も務めています。バビロンは日本プロ麻雀連盟の大御所・馬場裕一が創設した麻雀企画会社で、連盟の広報業務を主として担っています。連盟とバビロンの連携により、プロモーション・イベント企画・メディア対応など多岐にわたる広報活動が実施されています。黒木プロが代表を務めることで、連盟理事としての役割とバビロン代表としての役割が有機的に結びついており、連盟の対外的な発信力を高める上で重要な機能を果たしています。 noteでの「麻雀界の真実」連載近年、黒木真生プロは近代麻雀の公式noteアカウント「近代麻雀黒木」(note.com/kinmakuroki)で「麻雀界の真実」と題した連載を行っています。この連載では、麻雀業界の内外で起きている様々な出来事・問題・人物について、当事者として長年業界に関わってきた黒木プロの独自の視点で深く掘り下げた記事が有料配信されています。業界内の複雑な問題を整理し、読者にわかりやすく伝えるその文章力と分析力は、多くの麻雀ファン・業界関係者から高く評価されています。 経歴まとめ
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段位・役職と連盟での活動 |
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七段という段位の意味日本プロ麻雀連盟では、段位制度により所属プロの実力・実績が評価されます。黒木真生プロの段位は「七段」です。連盟の段位は競技成績だけでなく、連盟への貢献・指導実績・在籍期間なども総合的に評価されます。七段は連盟の中でも上位の段位であり、長年にわたって連盟に貢献してきた黒木プロの実績を反映しています。 七段プロとして、黒木プロはリーグ戦への出場はもちろん、後輩プロの指導や連盟内の様々な業務でも実力・経験を発揮しています。競技者としてだけでなく組織運営者・広報担当者としての側面も含めた総合的な貢献が、七段という段位に結びついています。 理事としての役割——メディア対策部長・法務部長代行黒木真生プロが担う理事職の具体的な役割は以下のとおりです:
この2つを兼任することは、連盟の「対外発信」と「内部規律」の両面を担う非常に重要なポジションです。 日本プロ麻雀連盟の組織とリーグ戦日本プロ麻雀連盟は1981年設立の日本最大の麻雀プロ団体で、所属プロは700名以上にのぼります(日本プロ麻雀連盟公式サイト情報)。連盟の主要リーグである「鳳凰位戦」はA1・A2・B1・B2・C などの複数リーグに分かれており、成績上位者が昇格・最下位者が降格する実力制のシステムです。A1リーグ上位者が「鳳凰位決定戦」に進み、連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」を争います。 黒木真生プロはこうした連盟のリーグ戦に参加しながら、理事・広報・法務といった組織運営面でも中核を担ってきました。競技と組織運営の両立は並大抵のことではなく、長年の経験と強い使命感があってこそ続けられるものです。 |
ライター・評論家としての実績 |
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近代麻雀での観戦記と闘牌原作黒木真生プロの麻雀ライターとしてのキャリアの中心は、麻雀専門誌『近代麻雀』(竹書房)での活動です。1975年創刊の同誌は、競技麻雀の最前線を伝える媒体として長年麻雀ファンに親しまれてきました。黒木プロはこの誌面で20年を超える期間にわたって観戦記事を執筆し続けています。 観戦記とは、プロ同士の対局を取材し、局面の解説と読み物としての面白さを兼ね備えた記事のことです。ただ牌の動きを描写するのではなく、そのプロの思考・プレースタイル・人物像まで伝えることが良い観戦記の条件です。黒木プロは長年の競技経験と鋭い洞察力で、プロの内面に迫る観戦記を書き続けてきました。 また闘牌原作者としての実績も特筆されます。麻雀漫画の闘牌原作とは、漫画の中で描かれる麻雀対局のシナリオ(牌の流れ、手役、戦術判断など)を実際の麻雀のルールに基づいて設計する専門職です。漫画の読者が「実際の対局として成立している」と納得できる牌譜を作りながら、物語として面白い展開を生み出す高度な技術が必要とされます。 「麻雀界の真実」——noteでの現在進行形の発信近代麻雀の公式noteアカウント「近代麻雀黒木」では、「麻雀界の真実」と題したシリーズ記事が継続配信されています。このシリーズでは、麻雀業界の現状・問題点・過去の出来事などを深く掘り下げた内容が有料記事として配信されており、麻雀ファンや業界関係者から高い評価を受けています。 外部から批評するのではなく、業界の内部に長年いる当事者として書かれた記事は、公式では語られにくい麻雀界の実像を伝える貴重なコンテンツとなっています。黒木プロ自身が理事として組織運営に関わりながら、一方でライターとして業界を客観視する視点を持ち続けていることが、この連載の独自の価値となっています。 麻雀評論家としての発言力X(旧Twitter)での@kurokimasaoアカウントによる発信も、黒木プロの評論家としての存在感を示しています。「日本プロ麻雀連盟JPML」の肩書きで日々ツイートされる内容は、麻雀界の現状に対する鋭いコメントから、連盟公式情報の発信まで多岐にわたります。長年の現場経験と組織運営の知識に裏打ちされた発言は、麻雀ファン・業界関係者双方に影響力を持っています。 |
著書紹介:近代麻雀戦術シリーズ4冊 |
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黒木真生プロの著書一覧黒木真生プロの著書はすべて竹書房「近代麻雀戦術シリーズ」から刊行されています。単純な戦術解説書ではなく、麻雀界の構造・問題・人物を深く読み解く作品群として評価されています。 1.『麻雀番組が10倍楽しくなる本』麻雀のテレビ・ネット番組を視聴する上での楽しみ方・見どころを解説した作品。プロ雀士の思考や戦術を解説しながら、観戦者としての麻雀の楽しみ方を提示しています。Mリーグ普及後に増えた「麻雀番組を観るファン」に向けた内容で、初心者から上級者まで楽しめる一冊です。 2.『誰が麻雀界をつぶすのか』麻雀業界の問題点・課題・危機を直接的なタイトルで問いかける評論作品。業界の内部で長年活動してきた黒木プロが、忖度なく麻雀界の現実を語った内容で、強い反響を呼びました。Mリーグ元年前後の麻雀界の変化を捉えた重要な証言録としても読めます。 3.『Mリーガーの素顔』Mリーグ(麻雀のプロリーグ)に参加する選手たちの人物像・プレースタイル・エピソードを深く掘り下げた作品。長年にわたって各プロと深い関係を築いてきた黒木プロならではの視点で、表の顔だけでなく「素顔」に迫る内容が評価されています。Mリーグファンにとっては必読の一冊です。 4.『麻雀界炎上事件簿』麻雀界で起きた様々な「炎上事件」を検証・解説した作品。SNS時代に麻雀界で起きた騒動・問題・論争などを詳しく分析し、その背景と本質を明らかにしようとする内容です。法務部長代行も務める黒木プロの法的・倫理的視点からの分析が光る一冊です。 著書が示す黒木真生プロの姿勢これら4冊の著書に共通するのは、「麻雀界を外から批評するのではなく、内部から正直に語る」という姿勢です。黒木真生プロは日本プロ麻雀連盟の理事であり、業界の中枢にいる人物です。その立場から書かれた言葉は、単なる外部評論家の批評とは異なる重みを持ちます。麻雀界を守り発展させようとするからこそ、問題点を直視し語ることができる——それが黒木プロの著作が多くの読者に支持される理由です。 |
株式会社バビロンと連盟広報 |
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株式会社バビロンとは株式会社バビロンは、日本プロ麻雀連盟の発展に大きく貢献してきた麻雀プロ・馬場裕一(ばば ゆういち)が創設した麻雀企画会社です。馬場裕一は連盟を代表するレジェンドプロの一人であり、麻雀番組の企画・出演でも長年にわたって活躍してきた人物です。そのバビロンの代表取締役として黒木真生プロが就任していることは、連盟と民間企業の橋渡し役としての黒木プロの立場を示しています。 広報担当としての連盟との関係バビロンは連盟の広報業務を主として担っており、連盟が対外的に発信するコンテンツの制作・配信・メディア対応などを手がけています。黒木プロが連盟理事(メディア対策部長)とバビロン代表取締役を兼任することで、連盟内部の意思決定と外部への発信を一体的に動かすことができるという強みがあります。 Mリーグの普及に伴い、麻雀プロのメディア露出が急増している時代において、連盟の広報機能の強化は急務となっています。バビロンを通じた専門的な広報活動が、連盟の社会的な認知度向上と競技麻雀の発展に貢献しているといえます。 麻雀界全体への貢献黒木真生プロが体現しているのは、「プロ雀士」「麻雀ライター」「連盟理事」「会社経営者」という複数の役割を同時に担いながら、麻雀界全体の発展に貢献するという姿勢です。どれか一つの役割だけでも十分な仕事量がある中で、すべてを兼業し続けることは、黒木プロの麻雀界への強いコミットメントを示しています。 著書やnoteでの発信を通じて麻雀界の問題点を指摘しながら、同時に内部から組織を改善しようとする姿勢は、「批評と実践を両立させる当事者」として業界内外から一目置かれています。 |
よくある質問(FAQ) |
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まとめ |
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黒木真生プロは日本プロ麻雀連盟所属・七段のプロ雀士です。1973年5月8日生まれ、兵庫県出身。早稲田大学商学部在籍中の1997年に連盟のプロテストに合格し、以来四半世紀以上にわたって競技・執筆・組織運営の三つのフィールドで麻雀界を支え続けてきました。 連盟理事(メディア対策部長・法務部長代行)として組織運営の中枢を担いながら、近代麻雀での20年超の執筆活動・闘牌原作、著書4冊(『麻雀番組が10倍楽しくなる本』『誰が麻雀界をつぶすのか』『Mリーガーの素顔』『麻雀界炎上事件簿』)の出版、株式会社バビロン代表取締役、そしてnoteでの「麻雀界の真実」連載と、その活動範囲は他のプロとは一線を画す広さと深さを持っています。 「麻雀プロとして競技に参加しながら、業界の語り部として真実を伝え続ける」——黒木真生プロのそのスタンスは、Mリーグ普及後に急速に変化する麻雀界において、ますます重要な意味を持ちつつあります。連盟内部から業界を正直に見つめ、改善を訴え続ける黒木プロの今後の活動に、引き続き注目です。 |