浅井堂岐(あさい たかき)wiki|逆襲のヘラクレス・ITエンジニアからMリーガーへ

逆襲のヘラクレス」——そのキャッチフレーズが示すように、浅井堂岐(あさい たかき)プロは逆境を力に変えて躍進し続けてきた雀士です。ITエンジニアとプロ雀士の二刀流という異色のキャリアを経て、2022年には日本プロ麻雀協会最高峰タイトル「雀王」をA1リーグ初年度という前例のないかたちで獲得。そして2024年にはMリーグへの参戦が決定し、セガサミーフェニックスの一員として2024-25シーズンの優勝を経験しました。筋トレを愛し、サウナで鍛えられた精神力で麻雀に向かうこの新世代のMリーガーの全貌を、初心者にもわかりやすく解説します。

プロフィール

本名浅井 堂岐(あさい たかき)
生年月日1985年12月24日(40歳・2026年時点)
出身地埼玉県熊谷市
身長171cm
学歴埼玉県立熊谷高等学校 → 明治大学経営学部
所属団体日本プロ麻雀協会(第9期後期・2010年入会)
Mリーグチームセガサミーフェニックス(2024-25シーズン〜)
キャッチフレーズ「逆襲のヘラクレス」
前職ITエンジニア(ブルベース→バレットグループ)
趣味筋トレ、サウナ、ドラマ観賞
主な獲得タイトル第21期 雀王(A1リーグ初年度)、初代 皓王位(天鳳)
X(旧Twitter)@taka12taka24

経歴:ITエンジニアからMリーガーへの道

麻雀との出会いと大学時代のアルバイト

埼玉県熊谷市出身の浅井堂岐プロ。埼玉県立熊谷高等学校を卒業後、明治大学経営学部へ進学します。大学在学中、雀荘でアルバイトを経験したことが麻雀との深い関わりのきっかけとなりました。アルバイト先の環境の中で麻雀の面白さ・奥深さに目覚め、真剣にプロの道を考えるようになっていきます。

ITエンジニアとしての就職、二刀流の始まり

大学卒業後、浅井プロはITシステムインテグレーター「ブルベース」に就職し、ITエンジニアとしてのキャリアをスタートさせます。一方でプロ雀士への夢も諦めず、2010年(25歳)に日本プロ麻雀協会のプロテスト(第9期後期)に合格し、ITエンジニア兼プロ雀士という異色の二刀流生活が始まります。

この「サラリーマンとプロ雀士の二足のわらじ」生活は、浅井プロにとって決して楽なものではありませんでした。仕事をこなしながら麻雀の研究・対局をこなすという生活は、体力的にも精神的にも高い負荷のかかるものです。しかし、それでも続けてきた粘り強さと情熱が、後の飛躍の土台となりました。

天鳳「皓王戦」初代皓王位(2021年)

2021年、インターネット麻雀「天鳳」が新設したタイトル戦「皓王戦(こうおうせん)」の初代覇者に輝きます。天鳳は麻雀プロが本番と同等の緊張感でオンラインでも腕を磨く場として広く利用されており、その初代チャンピオンになったことは浅井プロの実力を広く証明するものでした。

第21期雀王獲得——A1リーグ初年度での快挙(2022年)

浅井プロのキャリアの中で最大の転換点となったのが、2022年の第21期雀王戦優勝です。日本プロ麻雀協会最高峰タイトルである「雀王」を、最上位リーグ「A1リーグ」の初年度という異例の状況で制覇しました。

A1リーグ初年度での雀王戴冠は、過去の雀王戦の歴史を振り返っても極めて稀な快挙です。長年かけてリーグを勝ち上がってきたベテランたちを相手に、初出場に近い状態で頂点に立った浅井プロの実力と精神力が麻雀界に広く知れ渡ることとなりました。

Mリーグ参戦決定——セガサミーフェニックスへ(2024年)

2024年6月28日のMリーグ2024-25シーズンドラフト会議で、セガサミーフェニックスから指名を受けます。長年の努力と「雀王」という実績が評価され、ついにMリーグという麻雀界最大の舞台への切符を手にしました。

Mリーグ参戦にあたり、勤務先のバレットグループ(ITエンジニアとして勤務)とスポンサー契約を締結。これにより前職の縁をビジネス面でもつなぎながら、プロ雀士業に専念できる環境を整えました。Mリーグ参戦の発表は大きな話題となり、異色の経歴を持つ新世代Mリーガーとして注目を集めました。

2024-25シーズン:Mリーグ初年度で優勝を経験

デビューシーズンとなった2024-25シーズン、浅井プロはセガサミーフェニックスのメンバーとしてチームのMリーグ優勝を経験します。Mリーグ1年目での優勝は非常に幸運でかつ実力の伴う快挙であり、以降のシーズンでもセガサミーフェニックスの核戦力として活躍が期待されています。

主な経歴年表

  • 1985年12月24日:埼玉県熊谷市に生まれる
  • 大学時代:明治大学経営学部に進学。雀荘アルバイトで麻雀の世界にのめり込む
  • 2010年(25歳):日本プロ麻雀協会プロテスト合格(第9期後期)。ITエンジニアとの二刀流開始
  • 2021年:天鳳「皓王戦」初代皓王位獲得
  • 2022年:第21期雀王戦優勝(A1リーグ初年度で戴冠)
  • 2024年6月:Mリーグ2024-25シーズンドラフトでセガサミーフェニックス指名
  • 2024年9月〜:Mリーグ2024-25シーズン参戦開始
  • 2024-25シーズン:セガサミーフェニックスのMリーグ優勝に貢献
  • 2025-26シーズン:セガサミーフェニックスに継続所属・活躍中

主な実績・タイトル一覧

主要タイトル

  • 雀王:第21期(A1リーグ初年度での快挙)※日本プロ麻雀協会最高峰タイトル
  • 皓王位:初代(天鳳「皓王戦」新設タイトル初代制覇)

Mリーグでの実績

  • Mリーグ2024-25シーズン 優勝(セガサミーフェニックス)
  • セガサミーフェニックス 2024-25ドラフト指名
  • 2025-26シーズンも継続所属

その他特記事項

  • バレットグループとスポンサー契約締結(Mリーグ参戦と同時)
  • ITエンジニア(システムインテグレーター)とプロ雀士の二刀流という異色の経歴
  • 明治大学経営学部卒業

雀風・麻雀スタイル(初心者向け解説)

一言で言うと「積極的な仕掛けと論理的判断力を組み合わせた攻撃型」

浅井堂岐プロの麻雀スタイルは、「積極的に仕掛けて先手を取り、論理的な精度で押し引きを判断する攻撃型」と表現できます。A1リーグ初年度での雀王戴冠は、こうした積極的なスタイルが高いレベルで機能することを証明したものです。

【初心者向け】浅井プロの麻雀のスゴいところ3選

  1. 先手を取る積極的な仕掛け
    浅井プロは麻雀の局面で「先手を取る」ことを重視します。相手より先にアガれる形を作る(テンパイする)ため、状況に応じた積極的な鳴き(チー・ポン・カン)を活用します。先手を持てれば相手に「攻めるか守るか」の判断を迫れるため、主導権を握りやすくなります。
  2. ITエンジニアの論理力が生きた精密な押し引き
    長年のITエンジニア経験で培った論理的思考力が、麻雀の押し引き判断に直結しています。「ここは押すべきか、引くべきか」という判断を素早く・正確に行える能力が、A1リーグ初年度での雀王獲得という偉業につながっています。感情に流されず、状況を冷静に分析して最善手を選ぶ姿勢がベースにあります。
  3. メンタルの強さ・逆境からの復活力
    「逆襲のヘラクレス」というキャッチフレーズが示すように、点数が下がっても、不運な展開が続いても、そこから盛り返す力が特徴です。筋トレで鍛えたメンタルの強さと、不調から立て直す粘り強さが浅井プロのもうひとつの武器です。

「デジタル×ヘラクレスの逆襲」——スタイルの根幹

浅井プロの麻雀は、デジタル的な論理思考と攻撃的な精神力が組み合わさったものです。ITエンジニアとしての職業経験が、論理的な打牌選択の土台を作り、そこにプロ雀士として長年磨いてきた読み合いと精神力が加わっています。

A1リーグ初年度での雀王獲得は、この組み合わせが最高レベルで機能した証です。「データと論理で戦略を組み立て、ヘラクレスの如き精神力で押し切る」——それが浅井堂岐という雀士の真骨頂です。

セガサミーフェニックスでの活躍

2024-25シーズン:ドラフト1年目で優勝を経験

浅井堂岐プロはMリーグ2024-25シーズンのドラフトでセガサミーフェニックスに指名され、Mリーグという麻雀界最大の舞台に立ちます。自身のデビューシーズンとなった2024-25シーズン、チームは醍醐大プロ(詳細はこちら)の好調な活躍もあって上位を争い、Mリーグ優勝を果たします。浅井プロはドラフト1年目で優勝リングを手にするという幸運かつ実力の伴う経験をしました。

セガサミーフェニックスというチーム

セガサミーフェニックスはゲーム・エンターテインメント企業「セガサミーホールディングス」が運営するMリーグチームです。チーム名の「フェニックス(不死鳥)」は、何度でも蘇るという意志を表しています。2024-25シーズンまでに複数回の優勝経験を持つ強豪チームとして知られており、茅森早香プロ(詳細はこちら)などのベテランと浅井プロら新加入選手が融合したチームです。

2025-26シーズンも注目の若きエース

2025-26シーズンもセガサミーフェニックスに継続所属している浅井プロ。Mリーグ1年目での優勝経験を糧に、さらなる成長が期待されています。「逆襲のヘラクレス」の異名通り、苦しい展開からの巻き返しと大きな一発が見どころです。AbemaTVでの中継で、浅井プロの激しい麻雀をぜひ確認してみてください。

人物像・「逆襲のヘラクレス」の真意

趣味の筋トレとサウナ——体と心を鍛える

浅井プロの趣味として広く知られているのが筋トレとサウナです。特に筋トレへの情熱は強く、Mリーグ選手の中でも体を鍛えることに熱心な選手のひとりとして知られています。プロ雀士にとって長時間の集中力が求められる麻雀では、身体的な健康と精神的なコンディションが直接成績につながります。筋トレとサウナで体と心を整えるルーティンが、浅井プロの安定したパフォーマンスを支えています。

「逆襲のヘラクレス」——その言葉に込められた意味

「逆襲のヘラクレス」というキャッチフレーズは、浅井プロのキャラクターを見事に表現しています。ヘラクレスとはギリシャ神話に登場する超人的な力を持つ英雄で、数々の試練を力で乗り越えた存在として知られています。

浅井プロの「逆襲」とは、単に麻雀の対局での逆転だけではありません。ITエンジニアとして働きながらプロ雀士を続けた10年以上のキャリアそのものが「逆境からの逆襲」であり、A1リーグ初年度での雀王戴冠、そしてMリーグという大舞台への参戦——すべてが「下から這い上がる逆襲」の物語です。

ITエンジニアの視点が生む独自の麻雀観

IT業界でシステムインテグレーターとして働いてきた経験は、浅井プロの麻雀観に大きな影響を与えています。システム設計では「要件を正確に把握し、最も効率的な構造を設計する」という思考プロセスが求められますが、これは麻雀での「状況を正確に把握し、最善の打牌を選ぶ」ことと根本的に同じです。ITエンジニアとしての論理思考と問題解決能力が、プロ雀士として活かされているのです。

バレットグループとのスポンサー契約——プロとしての生き方

Mリーグ参戦に際して、勤務先のバレットグループとスポンサー契約を締結したことも浅井プロの独自のポイントです。前職の縁をスポンサーシップというかたちでビジネスに転換し、プロ雀士としての活動を応援してもらう——これは企業との関係を上手く活用した現代的なプロのあり方として注目されました。

よくある質問(FAQ)

Q. 浅井堂岐の「堂岐」はどう読みますか?
A. 「たかき」と読みます。「浅井堂岐(あさい たかき)」が正式なよみ方です。珍しい名前のため「どうき」「どうたか」などと読まれることもありますが、正しくは「たかき」です。X(旧Twitter)のアカウント名「@taka12taka24」にも「たか(taka)」の読みが反映されています。
Q. 浅井堂岐はなぜ「逆襲のヘラクレス」と呼ばれるのですか?
A. Mリーグでのキャッチフレーズです。筋トレを愛する体育会系の一面と、劣勢から盛り返す力強さをギリシャ神話の英雄ヘラクレスになぞらえています。また、ITエンジニアとプロ雀士の二足のわらじから麻雀一本で勝負するMリーガーへと「逆襲」を果たしてきた人生そのものが、このキャッチフレーズに込められています。
Q. 浅井堂岐プロはどんなチームに所属していますか?
A. MリーグではセガサミーフェニックスにMリーグ2024-25シーズンから所属しています。麻雀プロ団体は日本プロ麻雀協会です。セガサミーフェニックスは「不死鳥」をチーム名に掲げる強豪チームで、2024-25シーズンには優勝を果たしています。
Q. 浅井堂岐はITエンジニアを辞めてMリーガーになったのですか?
A. Mリーグ参戦が決定した2024年に、ITエンジニアとしての勤務からプロ雀士業に専念する形に移行しました。ただし、勤務先だったバレットグループとはスポンサー契約を結んでおり、良好な関係を維持しています。長年の二足のわらじ生活に区切りをつけ、Mリーガーとしての挑戦に集中することになりました。
Q. 雀王A1リーグ初年度での優勝とは何がスゴいのですか?
A. 雀王戦は日本プロ麻雀協会の最高峰タイトルで、プロたちが何年もかけてリーグ戦を勝ち上がり、最上位クラス「A1リーグ」に到達してから頂点を争うという構造になっています。A1リーグに昇格した初年度、いわばトップクラスでの「初参戦」に近い状況で優勝してしまったのが浅井プロの快挙です。ベテランが揃う最高峰の舞台で、デビューに近い状態で頂点に立ったことは、実力の高さを如実に示しています。
Q. 浅井堂岐プロの試合はどこで見られますか?
A. MリーグはAbemaTVで生中継・アーカイブ配信されています。セガサミーフェニックスの試合を確認し、浅井プロの出場回を探してみましょう。「逆襲のヘラクレス」の名にふさわしい、苦しい展開からの逆転劇が見どころです。
Q. 浅井堂岐プロのSNSはありますか?
A. X(旧Twitter)アカウント「@taka12taka24」とInstagramアカウント「@taka12taka24」で情報発信しています。麻雀への思いや日常のことをつぶやいており、対局前後にチェックすると浅井プロの生の声が聞けます。

まとめ

ITエンジニアとプロ雀士の二刀流から、Mリーガーとして全国に名を知られるまでになった浅井堂岐プロ。「逆襲のヘラクレス」という異名は、単なるキャッチフレーズではなく、その人生そのものを表しています。

25歳でプロ入り、10年以上の二足のわらじ生活、そしてA1リーグ初年度での雀王戴冠という異例の快挙——これだけでも十分にドラマチックですが、さらにMリーグ初年度でチームの優勝まで経験するとは、ヘラクレスの逆襲はまだまだ続いています。

Mリーグという最大の舞台で、論理的な判断と攻撃的な精神力、そして筋トレで鍛えたヘラクレスのような粘り強さが融合した浅井プロの麻雀は、今後のMリーグを語る上で欠かせない存在となっています。セガサミーフェニックスの試合でぜひその「逆襲」を目撃してください。

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