現在RMU(リアル・マージャン・ユニット)に所属する阿部孝則(あべ たかのり)プロ。日本プロ麻雀連盟時代に鳳凰位を3連覇(第19〜21期)し、麻雀マスターズも制覇した「寡黙な王者」として、競技麻雀ファンから絶大な支持を得ています。テンパイが入っても呼吸一つ変わらないと言われるほどの平常心で、メンゼン重視の守備型麻雀で大崩れせず着実にポイントを積み上げるスタイルが特徴です。Mリーグには参加していないながら、連盟時代から現在のRMUに至るまで数多くのタイトルを手にしてきた競技麻雀の重鎮。この記事では、阿部孝則プロの経歴・雀風・主な実績を初心者にもわかりやすく解説します。
プロフィール |
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| 本名 | 阿部 孝則(あべ たかのり) |
| 生年月日 | 1967年12月1日 |
| 出身地 | 東京都 |
| 血液型 | A型 |
| 所属団体 | RMU(リアル・マージャン・ユニット) |
| 役職 | RMU 副代表 |
| ライセンス | SS級 |
| キャッチフレーズ | 寡黙な王者 |
| 主なタイトル | 鳳凰位3連覇(第19〜21期)、麻雀マスターズ(第15期)、RMU令昭位2期ほか |
| 雀風の特徴 | メンゼン重視の守備型。安定した麻雀で長期戦に強い |
| Mリーグ参加 | 非参加(RMUの競技活動が主戦場) |
| 競技団体での位置づけ | 競技麻雀界を代表するレジェンド実力者 |
経歴:鳳凰位3連覇への道 |
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日本プロ麻雀連盟への入会(1988年)阿部孝則プロは1988年に日本プロ麻雀連盟に入会し、競技麻雀プロとしてのキャリアをスタートさせました。東京都出身のA型で、以後長年にわたり連盟の競技麻雀の舞台で研鑽を積み重ねていきます。 第2回日本オープン優勝(2003年)連盟入会から15年を経た2003年、阿部プロは第2回日本オープンで優勝を果たします。この実績が示すように、長期にわたる地道なキャリアの積み重ねの上に、着実に実力が開花していきました。 鳳凰位3連覇(第19〜21期)阿部プロの名を競技麻雀界に轟かせた最大の実績が鳳凰位3連覇です。日本プロ麻雀連盟の最高タイトルである鳳凰位を第19期から第21期まで3期連続で制覇するという偉業は、競技麻雀史に輝く金字塔となっています。「テンパイが入っても呼吸一つ変わらない」と評されるほどの平常心がこの連覇を支えました。 麻雀マスターズ優勝(2006年・第15期)鳳凰位3連覇の栄光に続き、第15期麻雀マスターズでも優勝を果たします。麻雀マスターズは各団体のトッププロが参加する権威あるタイトル戦であり、ここでの優勝は阿部プロが連盟の枠を超えた競技麻雀界全体のトップ選手であることを証明するものでした。 RMUへの移籍・創設参加(2006年)2006年、阿部プロは土田浩翔プロらとともに日本プロ麻雀連盟を脱退し、新団体RMU(リアル・マージャン・ユニット)の設立に参加します。RMUでは副代表として組織運営にも携わりながら、競技麻雀の新たな形を追求し続けました。 RMUでのタイトル獲得RMU移籍後も阿部プロの競技力は衰えることなく、RMUリーグ優勝(2010年)、RMU令昭位を2度獲得するなど、新たな舞台でも確かな実力を証明し続けました。 主な実績年表
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雀風・麻雀スタイル(初心者向け解説) |
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一言で言うと「メンゼン守備型・寡黙な王者」阿部孝則プロの麻雀スタイルを一言で表すなら、「メンゼン重視の守備型」です。「寡黙な王者」というキャッチフレーズが示す通り、表情を変えずに着実にポイントを積み上げていく姿が印象的です。テンパイが入っても呼吸一つ変わらないと言われるほどの平常心が、多くのタイトル獲得を支えてきました。 メンゼン重視のスタイル阿部プロの麻雀の根幹にあるのはメンゼン(門前)重視の姿勢です。鳴き(チー・ポン・カン)を少なくし、手牌を自分で完成させることで高打点を狙いながら守備情報を相手に与えないスタイルです。相手に手牌を読まれにくくすることで、ダマテン(リーチをかけずに待つ)も有効に活用できます。 守備の徹底と大崩れしない安定感阿部プロの麻雀はただ守るだけでなく、守備を徹底した上で着実にポイントを積み上げていく安定感が特徴です。長期のリーグ戦において大崩れしないことは最も重要な資質のひとつであり、鳳凰位3連覇という偉業もこの安定感が土台となっています。 ダマテン多用の思想阿部プロはダマテン(リーチをかけずにテンパイして待つ)を多用するスタイルとしても知られています。リーチをかけることで相手に自分のテンパイを知らせてしまうよりも、ダマで待ちながら自然なアガリを狙う手法は、守備と攻撃を高次元で融合させた上級者の戦略です。 「寡黙な王者」の真髄阿部プロの「寡黙な王者」というキャッチフレーズは、単に無口という意味ではありません。牌が語る実力と、感情を表に出さない平常心の高さが、対戦相手に対して大きなプレッシャーを与えます。その冷静さこそが阿部プロの最大の武器といえるでしょう。 初心者が阿部プロから学べること阿部プロの麻雀から初心者が得られる最大の教訓は「平常心の重要性」です。焦らず、着実に、最善手を選び続けることの積み重ねが長期の競技麻雀では最も大切であるということを、阿部プロの数々の実績が証明しています。 |
主な実績・タイトル |
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鳳凰位3連覇(第19〜21期)阿部孝則プロの最大の実績が鳳凰位3連覇です。鳳凰位は日本プロ麻雀連盟の最高タイトルであり、その頂点に3年連続で立つことは競技麻雀史に残る偉業です。メンゼン重視・守備型のスタイルが長期リーグ戦で最大限の威力を発揮した証明といえます。 麻雀マスターズ優勝(第15期・2006年)各団体のトッププロが参加する権威ある第15期麻雀マスターズでも優勝。連盟内だけでなく、他団体のプロを含めた競争においても阿部プロの実力が証明されました。 主な実績一覧
競技麻雀界への貢献
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RMUでの活動 |
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RMU(リアル・マージャン・ユニット)とはRMU(リアル・マージャン・ユニット)は2006年に設立された競技麻雀団体です。土田浩翔プロを中心に、日本プロ麻雀連盟を離れた実力者たちが新たな競技麻雀の形を追求するために設立しました。独自のライセンス制度(SS級・S級・A級等)による選手評価システムが特徴で、阿部プロはSS級ライセンスを保有しています。 副代表としての役割阿部プロはRMUの副代表として、競技活動と並行して組織運営にも携わっています。競技麻雀の発展と普及という視点から、RMUの活動方針の立案にも関与しており、その存在はRMUにとって欠かせないものとなっています。 RMU令昭位の獲得RMUにはRMU独自のタイトル戦があり、阿部プロはRMU令昭位を2度獲得しています。連盟時代に培った実力と経験がRMUの舞台でも十分に発揮され、移籍後も競技者としての高い水準を維持し続けてきました。 Mリーグとは異なる競技麻雀の世界阿部プロはMリーグには参加しておらず、RMUの競技活動を軸としています。Mリーグが注目を集める現代においても、日本プロ麻雀連盟時代から積み上げてきた圧倒的な実績と「寡黙な王者」としての存在感は、競技麻雀ファンの間で根強い支持を集めています。 |
麻雀の基礎知識:阿部プロの麻雀を楽しむために |
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阿部孝則プロの麻雀をより深く理解するために、基本的な麻雀用語を押さえておくと観戦がより楽しくなります。 メンゼン(門前)とはチー・ポン・カンなどの鳴きをせずに手牌を完成させる状態を「門前(メンゼン)」といいます。門前でリーチをかけると門前清自摸和などのボーナスがあり、また手牌を相手に読まれにくい利点もあります。阿部プロはこのメンゼンスタイルを重視した麻雀を展開します。 ダマテンとはテンパイしているにもかかわらず、リーチをかけずに待つことを「ダマテン(黙聴)」といいます。相手に自分のテンパイを知らせないことで、無防備な放銃を引き出しやすくなります。阿部プロはこのダマテンを効果的に活用するプロとして知られています。 鳳凰位とは日本プロ麻雀連盟における最高タイトルです。連盟の最上位リーグである鳳凰位リーグでの年間成績によって決まる権威あるタイトルであり、阿部プロはこれを3連覇という偉業を達成しています。 麻雀の役や基礎ルールについては、麻雀役一覧もあわせてご確認ください。 |
よくある質問(FAQ) |
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まとめ |
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阿部孝則プロは、日本プロ麻雀連盟時代から現在のRMUに至るまで、競技麻雀界のトップで活躍し続けてきた「寡黙な王者」です。鳳凰位3連覇と麻雀マスターズ優勝という輝かしい実績は、阿部プロの麻雀の完成度の高さを物語っています。 メンゼン重視・守備型という一見地味に見えるスタイルですが、長期のリーグ戦において大崩れせず着実にポイントを積み上げていく能力こそが、競技麻雀において最も重要な資質のひとつです。テンパイが入っても表情ひとつ変えない平常心は、対戦相手にとって最大のプレッシャーとなります。 Mリーグという新しい競技麻雀の形が注目される現代においても、長年にわたる実績と「寡黙な王者」としての存在感を持つ阿部孝則プロは、競技麻雀ファンなら知っておきたい重要な人物です。守備の重要性、メンゼンスタイルの深さを知りたい方は、ぜひ阿部孝則プロの打ち筋に注目してみてください。 他のプロ雀士についても知りたい方はプロ雀士名鑑をご覧ください。麻雀を実際に楽しみたい方は麻雀アプリおすすめランキングもあわせてご活用ください。 |